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マルシェ出店のテントの選び方を、出店者が実体験を元に解説


マルシェ用テントの選び方

「マルシェ出店のタープテントの選び方」をyoutubeでの紹介とは違った視点で、ブログでも詳しく説明


タープテントのサイズ

一般的なマルシェ用テントのサイズは2.5m x 2.5mです。これは標準的なスペースをカバーし、商品を十分に展示できます。ただし、出展するマルシェによってはスペース制限が異なり、2.0m×2.0m以下のテントに限るマルシェもあるので、出展先の規定を確認し、それに合ったサイズを選ぶ必要があります。

個人的には、日差し防止雨天決行の場合に雨除けのために、大きめのテントをおすすめします。太陽の位置は、出店開始時と終了時では位置が変わり、日差しはテントの中まで入ってきます。紫外線にあたると商品は劣化しますので、商品を日差しにあたらないようにしなければいけません。その場合テントのサイズが大きい方が商品を内側に置くなど対処ができるためです。カーテンをつけて日差し予防する場合もあります。

また、マルシェは雨天決行する場合もあります。当日雨予報が出ていて開始時刻にパラパラ雨が降っていても、数時間経つと雨が止むことは多々あります。マルシェを中止するほどでもない場合や、イベント事情によっては簡単に中止するわけにはいかない場合もあります。その場合は、雨天決行するわけですが、突発的に襲ってくる激しい雨に備えて、いつでも商品を守れるようにテントの内側に商品を置くためのテーブルを配置する必要があるためです。

テントフレームの素材

アルミ製: 軽量で持ち運びやすい特徴があります。軽い分、風で飛ばされやすいので、室内出店でテントを張っていい場合に適しています。コーヒー販売のお店などが、図書館の中でテント出店しています。

スチール製: アルミ製より頑丈で、風や衝撃に強いですが、アルミ製よりも重い傾向があります。野外出店は風が強い季節もありますので、私はスチールテントをおすすめします。

シートのカラー

断然、明るい色のシートをお勧めします。白やアイボリーなどがマルシェっぽくて良いのではないでしょうか?マルシェ全体の雰囲気も明るくなりますし、マルシェ開催時にinstagramで主催者さんや出店者さんたちが一斉に「開催のお知らせ」の投稿をします。その時に、テントが明るいお店が沢山あるとインスタ映えします。また、ショップ内が明るく見え、商品も綺麗に見えます。ブランドカラーを取り入れることで、一貫したイメージをアピールできます。

設置の容易さ

ワンタッチテント: ボタン一つで簡単に設置できるタイプのテントは、設置時間を大幅に短縮でき、一人でも設置しやすく扱いやすいですが、アルミ製の場合が多いため風には弱いです。

折りたたみ式: 折りたたんでコンパクトに収納できるので保管スペースを節約でき、持ち運びにも便利です。スチール製が多く重いですが、台車を使えば気になりません。台車がなくても、収納バッグに入れて肩にかけて持ち運べば、運べないほどの重さではありません。慣れれば一人でも設置できますが、テントに書いてある設置推奨人数は複数人です。マルシェでは、一人で設置していると大抵誰かが手伝いに来てくれます。収納バッグが付属していると、保管時に便利です。

風や天候への対応

風の強い場所での使用を想定して、四隅に重りを使ってテントをしっかり固定します。

カーテン

 サイドウォールがあると、直射日光を遮ることができ、天候の変化にも対応しやすくなります。商品の保護にも役立ちます。予算を抑えて、大きめの布でも代用できます。100円ショップで販売している大きめの透明のビニールで雨除けする場合もあります。夏場の暑い時期には、通気性を確保できる布の素材選びや、換気が重要です。

ひさし

断然、ひさしがついているテントをお勧めします。商品を日差しや雨から守れることと、ワークショップを開催する場合に、お客様が涼しい環境で取り組めるからです。その場合、ひさしは空と水平まで高さを調節できるものが良いです。理由は通行の邪魔にならないからです。

メンテナンスと保管

使用後はテントをきれいに清掃し、しっかり乾燥させてから収納することで、長く使用することができます。特に湿気が残ったままだとカビの原因になるため、注意が必要です。

これらのポイントを踏まえて、自分の出展スタイルや使用環境に最適なテントを選ぶことで、マルシェでの出展がスムーズに進み、成功につながるでしょう。

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