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ガールフレンド(仮)5th anniversary live行ってきました。

※この記事は2017年12月11日にブロマガに投稿した記事の内容をnote向けに一部編集したものになります。


2017年12月9日に竹芝ニューピアホールで開催された
「ガールフレンド(仮) 5th Anniversary LIVE ~SEIO Christmas Party~」
に参加してきました。
自分はガールフレンド(仮)はサービスインからずっとやってるんですがライブ含めリアルイベントへの参加は初めてでどんなライブなのだろうとずっとドキドキしっぱなしで参加させていただきました。
物販に関しましても先行発売の「むにゃむにゃゲッチュー恋吹雪!」とコンサートライト、缶バッジにキーホルダーを購入させていただきました。
良いですねむにゃむにゃゲッチュー恋吹雪!、まさににゅーろん★くりぃむそふとの新曲って感じで。ガールフレンド(仮)内で聴ける試聴部分の1番に加え2番からの変則も気持ちいい曲だと思います。
あと、個人的には今までインスト版のなかった楽しきトキメキ、進化系Girl、HAJIけてシナプス☆シナモンロールのインストが収録されているのも嬉しいです。

さて、ここからはライブのセトリを見返しながら一曲ずつ感想を書かせていただきます。
※1本来の楽曲とはボーカルが違うものだけ()内にキャスト名を表記させていただいています。
※2公式の試聴動画のあるものについてはリンクを貼らせていただいていますが一部視聴が無いもの、あっても短いものはご容赦ください。


導入は朗読劇から始まり聖櫻学園のクリスマスパーティ、野々花のケーキやらエレナの写真やら馴染みのドタバタをみんなで楽しいひと時を楽しんでいたところ歌の出し物が予定と違い全員が参加することに……


1.オリジナル☆クリスマス♪(戸松遥、石原夏織、三上枝織)
  曲自体は予想してた一曲。ガールフレンド(♪)内でもクリスマスのイベントで使用された曲でライバル校の代表5人による垣根を超えたチームMerr Xmas!の曲なのですがこの5人のキャストは今回出演しておらずあったとしても中盤くらいだと考えていました。
 しなしながらこれが一曲目、オリジナルの5人に比べると3人と人数は減った構成になっていますがその分個々人の声が引き立つ構成ともいえ曲としても掴みは十分。初っ端からテンションを一気に上げられた一曲となりました。

2.ないしょのパ~ティ~タイム♪
 こっちか、こっちできたか。いやクリスマスパーティというテーマにはこっちの方が合うしな!
 ソロ曲一発目は苗ちゃんの曲、正直苗ちゃんの曲と言えばコイビトマフラーの方が馴染みがある方も多いのではないでしょうか。しかしこちらも苗ちゃんのふわふわとしたイメージをよく表現しておりコールも入れやすい為ライブでも盛り上がれるのではないかという一曲になっていました。サビで「ぴょんと」とか「どうぞ」って分かりやすくコール入れられるのも気持ちいい曲ですね。

3.妄想モーション
 安定の原田さん演技してください!
 最初の自己紹介でも「原田ひとみ役の原田ひとみです。」と言ってしまうくらい原田さん丸出しといった演技なのですが望月エレナについてはキャスティングされた時にもスタッフに「これは原田さんなのでいつも通りで大丈夫です。」と言われたというほど原田ひとみさんなので大丈夫です。ていうかあのステージには望月エレナがいた。

4.とりま、デビューしちゃますか(井上喜久子、寿美菜子、丹下桜)
 あぁ!?大好きな曲だしライブで聴きたい曲だとは思っていたもののこの曲は本来の4人、かぶきガールズ (浅見景、天都かなた、皆藤密子、クロエ)のキャラクター性が非常に強く出た歌詞で4人揃わないと歌っても意味がないと思っていたので度肝を抜かれました。
 クリスマスパーティではこの曲のオリジナルの作詞が丹下さんだったこともあり出演していない伊藤未来さんとたかはし智秋さんのパートを寿さんの演じる神楽坂砂夜のキャラクターに合わせた今回だけの歌詞を書き下ろされたということでこのライブでも特に思い出に残る一曲となりました。
 曲としてはオリジナルがキャラクターとしてもキャストとしてもアンバランスな面白みが強かったのに対し不思議なアンバランスさを維持したまま押しこむ圧力を上げているといった感でこっちはこっちでCD出して欲しいくらいでした。

5. Winter Chime(佐藤利奈、名塚佳織)
 本来nonetの8人で歌う曲で他のメンバーも数人出演しているのですがここであえてのデュエット、オリジナル☆クリスマス♪でも描いたのですがWinter Chimeはそれ以上にハモりの美しい曲なので逆に個々の声は分かりづらくなっていたのに対しはっきりと分かるためより個性が見えるとも言えました。
 椎名心美だけじゃなくて各キャラのソロも欲しいなぁ

6.柑橘系のエトセトラ
 葉月柚子のソロ、石原夏織さん自身この曲はステージで歌うのは初めてという事で大変活き活きとしていたように感じました。
 それにしてもゆいかおりからのファンも多かったのでしょうか、会場全体の熱気は他の方に比べて大きく感じる部分もありました。

7.まみむめそ
 森園芽衣ちゃんのソロ曲。関係ないかもしれませんが歌うときの三上さんって可愛いですね。
 間奏のクラップの気持ちいい曲でこのあたりも大変一体感が強く盛り上がることのできた曲でした。

8.Belive Myself
 椎名心実のソロ曲。ガーリーで元気いっぱいな曲調。ちょっと元気がある方がクリスマスって感じはしますかね。とはいえどちらというとローテンポで落ち着かせにいった一曲。これの次の夢中トラベラーと合わせて少し落ち着かせるゾーンか

9.夢中トラベラー
 Blive Myselfに続きこちらも落ち着いたローテンポな天都かなたのソロ曲
 ゆったりとしながらも井上喜久子さんの優しい歌声は非常にリラックスした気持ちになります。
 また、ステージ上の井上さんのゆらゆらとした動きはまさに天都かなた会長と言うべきか。
 本当にステージに会長が立っているような曲でありました。

10.贈りたいもの
 笹原野々花のソロ曲、Blive Myselfと夢中トラベラーに比べればテンポの早いながらも笹原野々花らしい落ち着きも併せ持った一曲。
 ここで野々花が軽快な曲を盛ってくるのはある意味パーティ感が出て楽しかったです。

11.NPMな彼女デス ~ニッポン萌えな彼女デス~
 ライブで聴きたかったやつだぁーっ!!!
 言わずと知れた(?)クロエのキャラクターソング、これは♪ではなくガールフレンド(仮)のテレビアニメの第一巻BD/DVDの特典CDに収録された曲なのですが当時からライブで聴いてみたかった一曲。
 今時なかなか聞けないようなまさに脳が溶ける様な曲でそれも丹下桜さんが歌ってらっしゃる曲を生で聴ける機会なんてもうなかなかないのではないでしょうか…
 Blive Myselfと夢中トラベラー、贈りたいものとテンションの曲線として再上昇してきたところにこの曲だったのでテンションも一気に爆発したシーンでもありました。
 それと「ウィーウィー!」とか「セシボーン!」などフランス語のコールを入れられる部分めっちゃ楽しいですね……

12.Tell me your secret
 NPMな彼女デスで盛り上がってかーらーのー!ドーン!
 神楽坂砂夜のキャラクターソング。ハイテンポな曲で今回のライブでは唯一カッコイイタイプのクール曲である意味テンションも最頂点に。
 また、壇上の寿さんもまさに頂点と言わんばかりの迫力と圧で気圧され聴き入ることになってしまいました。

13.One step!
 ここからは3曲連続のデュエット曲
 最初は村上文緒ちゃんと望月エレナのデュエット曲、One step!
 引っ込み思案な文緒と手を引くエレナという関係性の目立つ二人を描いた曲ではあるものの文緒の曲ともエレナの曲とも言い難い、お互いが一歩ずつ相手に寄り添うような曲を歌う名塚さんと原田さんは素晴らしく特に最後に原田さんから抱き着き抱きしめ返す名塚さんの姿はまさにキャラクターそのままであると感じちょっと涙が出てきてしまいました。

14.Brand New Days!
 タイミングが悪い!(誉め言葉)
 ガールフレンド(仮)のキャラソンの傾向の一つとして有限の時間を意識させるものが多いのですがまさにこの曲はそれを婉曲的に表現した一曲で「楽しい今日という日は終わってしまうけど未来には希望が満ちているよね」といったテーマ性なのです。
 正直こういう曲をガールフレンド(仮)というコンテンツの現状で聴くのはめちゃくちゃ辛いです。メタ的な意味合いではありますが有限な時間という感覚がリアリティを持ってしまっていますから。
 ですがこれはあとから思えば是非はさておき舞台化という新しい明日の為の布石だったのかなとも思える一曲であったともいえるでしょう。

15.ハーモナイズ(石原夏織、三上枝織)
 えっいやちょっと待って?これやるの?
 たぶんちょっとイントロで叫んじゃったよ?
 というのもこの曲はオリジナルでは葉月柚子と朝比奈桃子のユニット「ゆずもも」、中の人的には「ゆいかおり」のデュエット曲でお互いをお互いが想い合う、キャラクターからほぼ不可分で歌手が変わると成立しえない曲のはずなんです。
 実はこの曲が始まる前にちょっとだけ小芝居が入りまして柚子と芽以が「案外私たちってちょっと似てるね」というような会話があったのですがまぁ一年生同士だしここはそこまでキャラクター性がそこまで強くないふわりススメが来るかなと思っていました。
 が、流れたのはこの曲のイントロ。どうするんだと思ったものの聴きながら分かったのは「案外私たちってちょっと似てるね」ということ。何が似ているのか、つまりは柚子にとっては桃子、芽衣にとっては従姉の重藤秋穂という「お互い気になる幼馴染がいるね」ということだったのではないでしょうか。
 やや強引ではありますがこれを共通項とすることでゆずももでないと成立しにくいハーモナイズを柚子は桃子を、芽衣は秋穂さんを想いながら更にはそれとまた別の友人関係も意識させる曲として昇華しきったとんでもないステージだったのではないかと感じました。

16.初恋AtoZ(神楽坂砂夜、櫻井明音、椎名心実、村上文緒、優木苗)
 「え、パチ曲やんの?」という空気に包まれたイントロ
 いや、そういうとあなたがそう思っただけでしょと言われそうだけど実際会場ではイントロが流れた瞬間困惑からかちょっとした笑いも聴こえました。
 個人的にはパチスロだしあまりいい印象がなかった曲なのですが演者の皆様が歌い始めると一変この曲ライブで歌うとめちゃくちゃ盛り上がるんですよね。
 人数多いから皆が沸くのは当然なのですがAからZまでのコールなんかはステージ上のキャストの皆さんもわかっててコールとレスポンスが噛み合うのでものすごく楽しくなるんですよね。
 
16.Now on stage!(全員)
 トリはやはりというべきか言わずと知れたガールフレンド(♪)のOP曲であるこの曲。
 Brand New Days♪でも触れましたが実際この曲も今を楽しもうという向きの歌詞で正直やはりつらいのです。
 でもやはり明るい曲でもあり希望にも満ちている、最後というもの悲しさとのバランスの心地いいチョイスでもありました。

17.Precious Memories(全員)
 位置的にはアンコールに当たる曲
 今回のクリスマスパーティで初披露の新曲で3月に初恋AtoZと一緒に両A面シングルとして発売されるそうです。
 曲調自体はどちらかというと明るくハモりの綺麗な曲でリリース告知の画像では今回の出演者のキャラクター+真白透子が並んだ画像だったと記憶しているのでその12人の曲になるのかと予想しているのですがどうなることでしょう。
 3月が楽しみになる一曲でした。

さらにライブ終了後にはGsマガジンでの新連載と共に
ガールフレンド(仮)舞台化決定!
の報が流れました。
正直会場でも困惑を隠しきれないどよめきがあったのですが
今回のライブは前々から批判もあった部分であるものの700人という去年よりも小さい会場でやった意義も感じられ、最後列であっても校長先生の朝礼くらいの物理的距離の近さ、パチスロのキャッチコピーでもありましたが「会いに行ける」という近さ、あるいはリアルイベントというよりも生身のイベントという感覚を強く覚え個人的にこの延長線上の展開として舞台化が存在するのであればこれは期待できるのではないかという感覚がありました。
舞台化に関してはまだ来年やるということしか発表されていないので今からアレコレざわついても鬼が笑うというものですので楽しみにして待ちたいと考えています。

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