出口が見えつつある、夫のうつ病

4月から私が仕事復帰をし、子供達が保育園に通い始め、それに伴い夫は送り迎えを担当するようになり、早半年と1ヶ月。
早すぎる!
早すぎると言いつつ、順応する子供達、私達、偉いと思う!

夫は少しずつ、うつ病の症状が良くなってると思う。これは本人に確認しても自分では実はよく分からないらしい。
でも朝起きられるようになってきたり、調子の良い日は口数が増えたり、テレビを集中して見ながら二人で話したり、

そしてなんと。

2ヶ月位前から
「税理士になってとろさんと子供達の為に働いて幸せにしたい」
と言うようになったのだ。

結婚が決まった時の約束が「税理士になる」これだった、そして蓋を開けたらうつ病でとても太刀打ち出来ず。
「税理士なんて俺には無理だった。気力がなくなった。障害年金で一生食っていく。」
男としてどーなの発言。。。

その落差に呆れ苛立ち、情けないわ頼りないわ、うつ病というものへの寄り添いに戸惑った私。
やっと彼の1%が理解でき、少しずつ生活が円滑に回りだした矢先の発言。

仕事復帰、保育園の送り迎えの新生活がよかったのか。
私のうつ病への理解がやっとこさできるようになった事がよかったのか。
単にうつ病が良くなる時期が来ただけなのか。

何が一因になったのが分からないし、どれも一因だったのかも知れない。

だからと言って私も夫の言葉を100%信じて税理士になってくれるなんて期待もしてないけど、ある意味さすがだね!って期待している部分も大きくあったり。
とにかく治すのは本人だから。

「子供達が小学生に上がる頃にはとろさんには仕事を辞めて家にいて、子供達におかえりって言って欲しい。」

一生懸命やって来た仕事を辞めるのもその時の私はどう決断するのかは分からないけど、どっちも選べる状態にあるのはとてもありがたい事で。

とりあえず今の生活をあと一年続けて、税理士のリーチのかかった科目の勉強を始める。
その科目は通信なので在宅で子供の保育園行っている間に勉強をして、
1〜2年かかって合格して、その後大学院に2年通い、それでやっと税理士になれる。
まだまだ長い道のりだけど、ちょうどその位のタイミングで子供達は小学生になる。

夫曰く、気力がどんどん溜まってきている。早く勉強したい。
またこういう気持ちにさせてくれたのは子供達のおかげで子供達を産んでくれて本当にありがとう。

結婚直後のどん底からは抜け出せている気がする。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?