COVID-19:パンデミック日記

新型コロナウイルスについて、初期の頃から自分がどう受け止めていたかを、自分の日記を元に書き留めておくことにした。最初に気になり始めたのは、お正月に実家に帰省していた時のNHK BSニュースの報道。「中国で謎の新型肺炎、野生動物から感染か」というような見出しだったと思う。初期の報道では、人から人への感染はまだ確認されていないとのことだったが、あっというまに人から人への感染が伝えられるようになった。(ここから先は日記からの抜粋)

2020年1月31日(金)

 今朝はぴちゃぴちゃいう雨の音で目が覚めた。少しにわか雨が降ったらしい。この冬はよく雨が降る。加湿器をあまり使わずにすむ。

 新型コロナウイルスは、実際はどんどん広がっているのではないか。そこそこきちんと報道されているのだろうが、事の重大さをあまり見ないようにしているようにも感じられて、怖い。

2020年2月6日(木)

 今日は急に寒くなった。世間での1番のニュースは新型コロナウイルス。まだ外出を控えるというほどではないけど、マスクはしておいた方がよさそう。あまりネガティブなニュースに引きずられないように気を付けている。

2020年2月14日(金)

 バレンタインデーなのに暖かい。ちょっと急いで歩くと汗が出る。昨日、日本で初のコロナウイルスによる死者が出た。先行きはよくわからない。とりあえず気を付けていることは、外出先のトイレでウォシュレットを使わないようにしたり、人混みではマスクをしたり、手をこまめに洗うなど。

2020年2月19日(水)

 電車で横浜に出る。電車の中や人混みで少し緊張するようになった。ダイヤモンド・プリンセス号から検査で陰性だった人たちの下船が始まる。

2020年2月21日(金)

 連日、新型コロナウイルスのニュースが続く。よく行くカフェの店員さんによると、土日のお客さんは減っているらしい。今日は金曜日でまだ午前中なので人もまばら。そう気にする必要はなさそう。この辺りの人はまだのんびりしている印象。マスクを付けている人も半分くらい。そのうち感染地域とそうでないところとが分かれてくるのかもしれない。しばらくは電車に乗るのをなるべく控えて、映画館や美術展に行くのもあきらめる。東京都美術館のハマスホイ展はもう無理そう(※ 後日中止になったまま閉幕。でも図録を通販で購入した)。国立西洋美術館のロンドン・ナショナル・ギャラリー展も楽しみにしていたのだけど、予定より長期で開催してくれるだろうか(※ 3月24日時点で開幕延期・予定は不明のまま)。夜はよく眠れない。なんとなく不安なのだと思う。

2020年3月5日(木)

 先週の半ばを最後に、スポーツジムをしばらくお休みすることにした。その決めた翌日、小中高の一斉休校が政府(安倍総理)から要請された。それに伴い、商業施設・娯楽施設も休業または営業短縮が始まった。「この1、2週間が感染を広げない正念場」だそうだ。ディズニーランドなども休業だそうだ。結局、近所の商業施設には元気そうな子どもたちが大勢いるし、ジムに行けないかわりに運動しようと海のそばにある広い公園に散歩に行けば、そこも子どもたちで賑わっている。大丈夫かなあと思うと同時に、案外のんびりした雰囲気にほっとするようなところもある。

映画館に行けないかわりにと、アマゾンプライムで「ダウントン・アビー」を見始める。あと姪にすすめられた「まほうのレシピ」も。どちらもおもしろい。




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