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follow sth up「~を追って対処する」

習った句動詞を書き留めておくコーナーです。

◎follow sth up / follow up sth

<意味>
to find out more about something, or take more action connected with it
何かについてもっとよく知ったり、それに関する行動をもっと取る

<例文>
I called the company. They didn't get back to me, so I followed it up the next day.
その会社に電話をした。返事がなかったので翌日また電話をかけた。

follow sth up、簡単そうに見えてなかなか意味が取りづらかった句動詞です。

「ある問い合わせをしたんだけど、対応してもらえなかった」という文章で"They didn't follow up."と言ってみたのですが、残念ながら先生に意味が伝わらなく、「それなら"They didn't get back to me"(返事をくれなかった)の方がいいですね」と直されました。

そして、「例えば、電話をしたけど返事がなかったから、もう一度確認の電話をかけたという文脈ならfollow upを使いますね」と例文の文章を作ってくれました。

ということで、何か前にくる行動があって、それに対して足りなかった部分を埋める形で「もっと行動を起こす」「引き続き対処する」「追跡する」「もっと深く知る」というのがfollow upに当たるという訳なんですね。ふむふむ

先生はさらに、私の仕事の例で説明してくれました。

例えばある受験生からの入学に関する問い合わせがあって、私が電話で話した結果を上司に報告して、受験生に返事をするような場合、

I made a follow-up call to tell him that we will accept him at our school.
彼に当校に受け入れする旨を伝えるために再び電話をした。

ということができると。
最初の電話があって、その場で答えが出なかった分、もう一度電話をして再度対応をしているのですね。この場合はfollow-upという形で形容詞の使い方ですが、考え方はなるほどとわかります。

そういえば、follow-up questions というのもありますね。

相手が言ったこと、相手が答えたことに対して、続けてもっとよく知るためにする質問ですね。

私は英会話をしていて、「自分の相槌が下手だなぁ」と感じることがあります。「ふーん、へえー、そうなんだ」で会話が終わってしまっているからですね。それは英語力の問題でとっさに反応ができていないからなんですが、ここで頑張ってfollow-up questionsができると、うまく会話できている感じがします。「ふーん、それってよくあることなの?」とか「へえー、それっていつの話?」とかですね。

段々follow upについてわかってきた感じがしますが、もう一つだけ例を。

He decided to follow up on his initial research and write a book.
彼は、最初の研究の後を追って、本を書くことにした。

これはCambridge Dictionaryに載っていた例文ですが、これは最初の研究があって、それをもっと深く研究したり、再び取り上げたりしているということですね。後を追いかけて、不足を埋めている感じですね。

ちなみに、follow up sth も、follow up on sth も両方OKということです!

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