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stand up to「~に立ち向かう」

習った句動詞を書き留めておくコーナーです。

◎stand up to sth/sb

<意味>
to state opinions forcefully and refuse to change your mind or do what others want
強く意見を述べて、自分の考えを変えたり他の人の望むようにすることを拒む

<例文>
I would stand up to my boss if my coworkers got in trouble. 
同僚がトラブルに巻き込まれたら、私は上司に立ち向かうでしょう

今回から新たに、Power and authorityの章に入りました!

stand up は「立ち上がる」なので、stand up to で「(自分より強い人や機関に)立ち向かう」という意味になるそうです。勇気を出して、負けないぞという感じですね。

私は普段へらへらしていて、仕事で後輩には甘々なのですが、上司には時に立ち向かう時もあります。特に後輩が巻き込まれている時、そりゃないだろうって時は「へいへい!」と口を挟むこともあります。かつて「穏やかさと芯の強さをあわせ持つ」と評されたことがありますが、言い得て妙だなぁと思います。へいへい!

先生はこの例文を見て、

I would stand up for my coworkers.
私は同僚をかばうだろう

という表現も教えてくれました。stand up for で「~のために立ち向かう」ということで、まさに「責められている人の味方になってかばう」という意味になるのだそう。

また、

I would stand by my coworker.
私は同僚の味方をするだろう

stand by も、おそばに立って、支えるというイメージ。

同じstandを使って色々な表現ができるんですね!

ちなみに、stand up for は「~のために立ち向かう」ですが、「自分が大事に思う事を守る」という意味でも使うそうです。

You need to be assertive to stand up for your own values.
自分の価値観を貫くためには、自己主張する必要があります。

余談ですが、assertiveの意味について。辞書には「断定的な」と載っていますが、ここでの意味は「積極的に自信を持って明確に自己の意見を言うような」という感じでしょうか。

日本語教育の勉強をしている時に、「アサーティブ・コミュニケーション」という言葉が出てきました。これは「自分の主張を一方的に述べることではなく、相手を尊重しながら適切な方法で自己表現を行うこと」を指すそうです。特に文化や言語が異なる人とのコミュニケーションでは、アサーティブ、意識していきたいですね~。



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