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パズーとシータの凧とタイガーモス

毎回心のどこかで引っかかる

TVでも繰り返し放送される「天の城ラピュタ」、毎回楽しく観させて頂くのですが、いつもアレ?となるシーンがあり最近個人的に決着をつけましたのでちょっと紹介。

パズーとシータが凧に乗って見張りをするシーンに次のような台詞があります。

パズー:夜が明ける
シータ:パズー、おかしいわ。夜明けが横から来るなんて
パズー:そうか!ぼくらは東へ進んでいるはずなんだ。ブリッジ!
ドーラ:ええ?北へ向かってるって?
シャルル:コンパスは東を指してるよ
ドーラ:風が変わったんだ。流されて進路が狂っちまった
シータ:見てあれ!
ドーラ:どうしだんだい、ゴリアテかい?
パズー:雲です。ものすごく大きな

「東へ進んでいる」「コンパスは東を指している」という台詞からタイガーモス号は艦首を東に向けている事は確かです(進路98、という台詞もありました)。それなのにシータは「夜明けが横から」と言っています。この辺で毎回「???」となっていたのですが、以下のようだった解釈しました。

タイガーモス号は東へ進みつつも強い北向きの風に流されている状態です。上空の観測用凧はこの強い北向きの風で姿勢が南北方向(おそらく南向き?)に回転していたのです。タイガーモス号は雲に隠れていてパズーとシータはこの回転に気がついていません。そしてシータは夜明けの明かりを横(東)からと認識したのではないでしょうか。

いやまあ「見てれば分かるよ」なのかもしれませんが、自分の中で最近やっと腑に落ちたのです。
以上どうでもいい話でした。

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