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ウィルドア7年目に入りました!「高校生一人ひとりの豊かな人生への学びを促し支えるために」、新たな共創の仲間を募集します。

今年の5月14日に、さりげなく創立から丸6年を迎えました!
いろいろな人に助けられ、支えられ、導いていただいたおかげです。
本当にいつもありがとうございます。

7年目。そして、10年目へと向かい、更に前へ進むために、(ほぼ初めて)公にインターンやボランティアを中心に仲間を募集したいと考えています!

今回は、そこに至った経緯や皆さんへの報告も兼ねて、包み隠さず僕の6年間について振り返ってみつつ、今回の仲間募集の概要についてまとめてみました。

一歩づつ積み上げた6年間

創立したときは、自分は22歳で大学院1年生。
気づけば、今は28歳既婚。(既婚かどうかはどうでもいいですね)

この6年を振り返ると、
「想定外の連続で想像以上の今にたどり着けた感覚」と
「亀のように小さな一歩づつ経験を積み重ね成長しているもどかしさ」の共存していた日々でした。

本当に勢いというか、偶然の重なりで武口と稲垣と3人で立ち上げた一般社団法人ウィルドア。

ビジョンもミッションも、見様見真似で突貫し、
目の前に現れたチャンスは絶対に逃さないように全力で挑みながら、
ビジネスモデルも事業計画もほぼない(というかわかっていない)ような状態で走り続けた結果、

本当に頼れる居心地のいいたくさんの仲間が現れて、
尊敬するNPO界隈の先輩方と一緒に仕事ができていたり、
当時は創造すらしなかったような取り組みに挑めているのは本当に想定外。

7年前の自分に本当に感謝。あの時の決断がなかったら、こんなに楽しい毎日はなかったし、幸せな状態はなかったと本気で思っています。

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一方で、正直、起業家・経営者としては、本当に未熟な状態を脱せない日々でもありました。

僕は、どう思われているかわかりませんが、自己評価としては「不器用」で「必要性を体感しないと本気になれない」、「長期を見通して行動するのは苦手」な人間です。

この5年、売上は毎年伸び続けていますし、仲間も増えて、仕事も増えています。でも、正直、組織というよりは、竹田・武口という共同代表の二人がそれぞれ個人プレーで仕事を回し、フリーランス2名が結託しているような状態ですし、結果自分含む社員への給料は非常に低水準のままでした。

このままでは、きっとすぐに行き詰まる。頭でわかっていても、目の前の仕事は楽しいし、自分も成長している感覚があって、まずは自分で体験したい!そんな浅はかな考えから「組織」や「事業」と向き合ってきませんでした。

さらには、僕は自分がやっていることやウィルドアの存在目的について、ずっとうまく言葉にできずにいました。なんなら、自分のやっていることに本当に価値があるのかと自信を持ちきれずにもいました。

6年経って、ようやくわかったこと。

しかし、今は違います。

日々、どういう組織を作るべきか。どうすれば力を結集させて、事業を拡げていけるのか。どういうビジネスモデルを創るべきなのか。
それまでの自分では信じられないくらい目の前のタスクではなく、事業・組織・未来と向き合うようになりました。

変わるきっかけとなったのは、「自分の事業の価値を感じられた変化」を見れたことと「自分が創りたいと思う事業、未来の解像度がどんどん膨らんできたこと」だと思います。

大きな自信となったひとつの経験は、自分が起業して最初に作り上げたイベントやプログラムの参加者が、その後大学へ入学し、そして就職をするまで関わり続ける中で、自分の生み出した場が彼らの人生にポジティブな影響を与えていたことを実感できたこと。

教育は価値が出にくいとよくいいいますが、まさにそう。その瞬間の満足度なんて正直本質的にはあんまり重要ではない。その時の経験や学びがその後の人生にどうつながるのか。そこが最も大事です。

とはいえ、それがわかるのは本当に数年、数十年後の話。
師匠だと思っている起業家から「10年とりあえず続けなさい。それでようやくできることもある。」といった内容のアドバイスを貰い、まずは続けようと覚悟を決めてはいたけども、正直3,4年くらいのときは、本当にこれでいいのかと何度も揺らぐ瞬間がありました。

しかし、昨年くらいから、当時関わっていた学生たちの変化・成長の姿が見れたり、当時の経験の価値を彼らの言葉で聞いてから、ゆらぎはなくなりました。これこそ、生み出したかった価値であり、間違っていなかったと。

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また、昨年コロナウィルスのパンデミックにより一気に仕事がなくなり、自分や組織・仲間と向き合う時間を取れたこともとても大きかったように思います。結果として、生まれた時間、そしてコロナによって生み出された社会変化をチャンスに変えるためのクラウドファンディングを実施したことを通して、ウィルドアの存在目的を表す素敵な言葉を紡ぐこともできました。

その後も東京都の生涯学習審議会にて「生涯学習としてユニバーサルアプローチをしている団体」として事例発表をさせて頂く機会も頂くなど、自分たちの行っている活動を評価されることも起き始め、自分たちの役割も明確になってきました。

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大きく何か考えが変わったわけではありません。
むしろ、言葉は変われど6年前から軸は全く変わりません。

でも、今は心から今思い描いている未来を本気で作り出したい。
そしてそのために、【仲間】が必要で、その仲間が最大限価値を発揮し、何より楽しく過ごし続けるための【組織】【ビジネスモデル】が必要だと思うようになりました。

正直、7年目でようやくそれかよ!って思わなくもないというか、
今やっていることの重要性は5年前MAKERS UNIVERSITYでもたくさん教えてもらったはずだとよく思うんですが、
僕の中では来るべきタイミングが来たんだなと、僕らしいなと思ったりもしてます。

さて、前置きが長くなりました。
で、結局ウィルドアって何がしたい団体なの?
仲間を探すための取り組みってなに?っていうところを説明させてください。

まだまだ抽象的ではあると思いますが、でも、僕の中ではようやくここまで言葉にできた、と嬉しくも思っています。

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共創する仲間求む!ウィルドアとのマッチングイベント(インターン・ボランティア募集に関する事業説明会)

「わたしからはじまる学びを、高校生一人ひとりに。」

ウィルドアは、一人ひとりの高校生が自身のほしい未来のために、自ら学びを創り出すことを促し支えているチームです。

創りたいのは、「一人ひとりが自分と社会とともに生きられる」未来。

社会・他人の価値観や固定概念などに抑圧されることなく、
「自分」がほしい未来へと日々歩んでいける。

もっと一人ひとりが自分の幸せを追求し、
社会ともうまく関わりながら、
自分の生き方をデザインしていける。

そんなことが当たり前になることを信じて、様々な事業に挑んでいます。

この度、よりその未来へと加速して行くために、
インターン・ボランティア等の形で、ウィルドアの仲間となり、
よりおもしろい事業を共創してくださる方との出会いを求め、
ウィルドアとのマッチングイベントを開催します!

ご関心をお持ち頂けている皆様、ぜひご参加ください!
(申し込み・概要はこちら)
https://forms.gle/jsDmPD3kM5jUEuqm6

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ウィルドアがアプローチしているのは、
誰もまだ答えを持っていない
「これからの時代を幸せに生きぬける人が育まれる学びの環境の在り方」。

「学び」は学校だけで行われるわけではありません。日常の暮らしや地域・社会での様々な情報・機会なども学びを生み出す大事な要素です。

さらに、一人ひとり幸せのカタチもそれを得るための道筋も異なるなかで、ほしい未来へと近づく経験・学びも異なります。

「みんなと同じことをしていれば大丈夫。」
「学校で言われたとおりにしていれば安定した人生を歩める。」

もちろん、そのすべてを否定するわけではありませんが、
多くの人にとって「よりその人の幸せを追求できる道」は、
自分自身で考え、選択をし、創り出すことでより開かれるはずだと信じています。

・どうすれば、一人ひとりがほしい未来を考えるきっかけを得られるのか
・学校に、地域に、どんな環境があれば一人ひとりが得たい経験・学びを自ら創り出せるのか
・その環境を作るためには、どんな仕掛け・仕組みがあればいいのか。

ウィルドアは、学びの主役である高校生を中心に捉え、学校教育・社会教育の垣根を超えて一人ひとりが自分のほしい未来について考え、学びの機会を選択したり新たな機会を創りながら、その人なりの学びを創り人生を紡いでいける環境づくりに挑んでいます。

「学び」の環境は、とても複雑かつ俯瞰的にみれば人が関わる全ての問題に通ずる重要なテーマです。それも、単に事業拡大をすれば解決するわけでもありませんし、ウィルドアだけが頑張ってどうにかなるものではありません。

変わりゆく社会を俯瞰的に捉え、多様なステークホルダーと関係性を築いて協働ながら、仮説を作り、検証を重ねてゆく。地道で、長い道のりですが、誰かの幸せへとつながる「未来」を創る非常にやりがいがある営みです。

ウィルドアという箱を使って、
一緒に「一人ひとりが自分と社会とともに生きられる」未来を創りませんか?


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今年で7期目に到達した”ウィルドア”。
様々な試行錯誤を繰り返してきて、段々と出来ることも増え、やるべきことも見えてきました。

今回はそんな”ウィルドア”という箱を使い、共に企て、事業をより前へと進めていくための仲間との出会いを求めて企画に至りました。

事業「説明」会ではなく「マッチング」イベントとしたのは、
僕らの事業や描く未来について聞いて理解してほしいというよりは、
お互いの想いを重ね合えるのか、この”ウィルドア”というチームと参加いただいたあなたとマッチするのかを考えるための場にしたかったからです。

●ウィルドアの目指す未来や、行っている事業に興味がある方
●なにか高校生等の「学び」に関わる活動・挑戦をしてみたいと思っていた方
●この夏から、何か新たに始めたい、挑戦してみたいと思っていた方

このイベント自体には是非気軽な気持ちでご参加いただけると嬉しいです!
もしウィルドアとマッチしなくても、場合によってはあなたのやりたいこと・ニーズに応じた団体や機会のご紹介もできたらと思っています。

このイベント自体も含め、
ウィルドアを使った活動が、あなたがほしい未来に向かうための「わたしからはじまる学び」になるといいなと心から願っています!

まずはこの場で、お会いできますこと、楽しみにしています!

<今回のイベントで紹介・募集をする予定の事業・役職について>
※今回の募集は主に大学生を想定していますが、組織の拡大や価値の展開に向けて総務・広報・営業/ファンドレイジングなどプロボノとして関わっていただける方の募集も検討中です!

●マイプロジェクト神奈川/ 東京SUMMIT+αの企画・運営及びファンドレイジング
https://myprojects.jp/

●ワンダリングチャレンジの展開に向けた営業・広報・企画運営
https://www.wan-challe.jp/

●ウィルドア事業全体の広報(SNSの運営、広報企画の運営等)

●ウィルドア全体の総務(社内行事の企画、福利厚生業務等)※詳しい内容・業務・待遇はイベント内にてご説明します。

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<イベント概要>

●日程
7月10日(土)14:00−16:00
7月17日(土)20:00−22:00
※両日とも同じ内容になりますので、ご都合がよろしい方にご参加ください。

●実施内容(予定)
ウィルドアとは、事業概観紹介
事業とのマッチングワークショップ
(ウィルドアが向き合っている問い・課題について少人数でディスカッション)
インターン・ボランティア募集の概要・条件・スケジュールの説明
参加者からの個別相談会・質問会

●実施方法
Zoom 
※参加申込頂いた方に個別にZoomURLをお送りします。

●申込方法
以下のフォームに記入ください!
https://forms.gle/jsDmPD3kM5jUEuqm6

※もしこのイベントに参加できないが、インターンやボランティアでの関わりを検討したいという方もいれば、ひとまずフォームにその旨ご記入ください!

●ウィルドアに関する情報リンク
2020年クラウドファンディングに挑戦し、280万円の支援を頂きました!
https://camp-fire.jp/projects/295893/activities/178719

2020年に東京都の第11期生涯学習審議会の事例提供者として事例発表を実施しました。その時のプレゼン資料はこちら
https://drive.google.com/file/d/1WLcf7jYzsW9jsJu_RyxPHDOAlI0R8CLO/view?usp=sharing


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