見出し画像

RedmiNote9SにArrowOSを導入

MIUIは多機能だけどアップデートのたびに重くなりもうウンザリ…
ここではMIUI以外のカスタムROMを入れてみます


必要な環境と端末

BootLoaderアンロック済みのRedmiNote9S
-BLUの解説はしないので各自調べてください
ADB環境導入済みPC
-BLUしていればすでに導入済みのはずです

ArrowOSとは

AOSPベースのシンプルかつパフォーマンスとバッテリーライフを重視したカスタムROMです
https://arrowos.net/


導入手順

まずArrowOSをダウンロードしてきます

Files(00)のタブから目的のROMをダウンロードします
ROMはGAPPSと書いてあるものをダウンロードしてください
VANILLAはGoogleサービスが入っていないROMです
現在位置偽裝で最も安定しているAndroid11のOFFICIALを導入していきます
最新版のArrow-v11.0-miatoll-OFFICIAL-20yymmdd-GAPPS.zipをダウンロードします

次にRecoveryをダウンロードしてきます
すでにTWRP等のカスタムリカバリがインストールされている場合はそれで問題ありません
ここではPBRPというリカバリを使ってみます
※RecoveryによってはROMのAndroidバージョンに非対応の可能性があるので対応したRecoveryを探してください
今回使用するPBRPはA10-A11に対応しています

https://pitchblackrecovery.com/curtana/

上記URLからRedmiNote9SのPBRPがダウンロードできます
zipがダウンロードされるのでPBRPのファイルだけ解凍します

ダウンロードしたArrow-v11.0-miatoll-OFFICIAL-20yymmdd-GAPPS.zipとPBRP-miatoll-3.1.0-20211119-1902-OFFICIAL.zip
RedmiNote9Sのフォルダ内にコピーします

RedmiNote9Sにファイルがコピーできたら電源をオフにしてFastboot モードで起動してください(音量下電源ボタン同時押し)

PCと接続後、コマンドプロンプトを開き

fastboot boot 

と入力をし、
先程解凍したPBRPのフォルダ内のTWRPフォルダの中にあるrecovery.imgをドラッグ&ドロップで放り込みます
画像ではfastboot boot recovery.imgとなっていますが、ファイルの場所は人によって異なりますので同じように入力してもコマンドは通りません
必ずfastboot boot のあとにリカバリファイルをドラッグ&ドロップで放り込んでください

エンターを押し、Finished.と表示されればRedmiNote9SでPBRPが起動します

起動したらまずPBRPを正式にインストールします

左上のInstallを選択し、コピーしておいたPBRP-miatoll-3.1.0-20211119-1902-OFFICIAL.zipを選択します
下部のSwipe to Flashを右にスワイプするとインストールが完了します

下部の真ん中を押すとホームに戻るので続いてArrow-v11.0-miatoll-OFFICIAL-20yymmdd-GAPPS.zipをインストールします

インストールが完了したら再びホームへ戻り右上のWipe-Fomat Dataを選択し、yesと入力して初期化します

初期化後reboot systemで再起動すると無事にArrowOSが起動します

Magiskをインストールする場合

https://github.com/topjohnwu/Magisk/releases
最新のMagisk.apkをダウンロードし、RedmiNote9Sのフォルダ内にコピーしておきます

一度電源をオフにして音量上電源ボタン同時押しでリカバリを起動します
InstallからMagisk-vNN.n.apkを選択し、Swipe to Flash
ホームへ戻り、電源マークからReboot Systemを選択して再起動
インストール時フォルダ内にapkファイルが出てこない場合は
zipにする必要があるのでファイル名を
Magisk-vNN.n.zipに変更して再度端末内にコピーしてください
起動後にMagisk-vNN.n.apkをインストール
Magiskの設定を行ってください
※Magisk26.0以降をインストールした場合はMagiskアプリ起動時に[Magisk インストール] - [直接インストール(推奨)] - [再起動]をしてください
必要に応じてSmali PatcherUniversal SafetyNet Fixをインストールすること


ArrowOSの機能(RedmiNote9S)

スマート充電機能が最初から導入済み
カメラもMIUIカメラなので広角やマクロレンズが普通に使える
バッテリー持ちの改善
仮想メモリは6GBモデルの場合で3GB追加されている


備考

ここではPBRPでArrowOSをインストールする方法を紹介しましたが、TWRPやOFOXで別のカスタムROMをインストールする場合も手順は同じです
リカバリやROMを入れ替えて同じ手順をしてください
ただしROMによっては特殊なFlash方法の場合があるのでROMのダウンロードページなどでよく確認してください
インストール方法について何も記載されていない場合(ROMだけ置いてある場合)は基本的にリカバリからのインストールです


その他

AOSP系のカスタムROMでは
端末を横に傾けると左下に画面回転のアイコンが出ます
消したい場合は開発者モードからUSBデバッグをオンにして
pcと接続しコマンドプロンプトから(通常起動の状態で接続)

adb shell settings put secure show_rotation_suggestions 0

を実行してください
もとに戻す場合は

adb shell settings put secure show_rotation_suggestions 1

を実行してください