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サンデーサラブレッドクラブ キャンセル募集[2024年5月]

今年に入って何回目のキャンセル募集でしょうか。まだ株価も大暴落した訳でもないですけど。この前の為替介入でやられた人はいそうですが。
でも、そろそろ資産のキャッシュ化は考えておきたい頃合いなのは確か。まあ自分の場合はキャッシュではなく、馬に化けるのですが(笑)。

そんな訳で(どんな訳で?)サンデーのキャンセル対象の短評です。


モティスフォント(バンゴールの22)

「モーリス+母父キングカメハメハ」はノッキングポイント[新潟記念]はいるものの、AEIなどはモーリス全体の平均以下でパフォーマンスは低め。

ノッキングポイントと比較しても、ノーザンテースト≒Deputy Ministerがあるせいで、末脚はもっと鈍い感じがします。

あとこの組み合わせは字面に反して成長力に乏しい点は気になります。
3月上旬に転倒、現在は調教ペースを取り戻してはいますが、あまり買い材料がありません。

ブドワールドール(プペフラッシュの22)

「オルフェーヴル+Gone West」って気性悪い系なのに、意外と結果が出る組み合わせだったりします。ジャスティン・クリノプレミアム・シャインガーネットなど活躍馬を輩出。

気になるのは、Elusive Qualityを経由すると数字がガクっと落ちる点。ただ全兄オルペウスは地方で3勝。まったくダメという感じではありません。

本馬に関しては、写真をみると小さい身体に反してトモの容量は大きめ。これまでの経過を見ていると、もう1回成長期はきそうで、それで450kgを超えてくるなら面白さはあります。

適性予測は難しめ。字面はパワー寄りなのでダートのマイルとかが向きそうですが、馬体はそんな感じがしません。体力次第ですが、芝1800-2000mぐらいで切れ味を見せそうな印象すら受けます。

コオリナラグーン(ハウメアの22)

ハウメアという繁殖について考えるとトライマイベスト・El Gran Senorの全兄弟クロスが爆発力の起源になっています。

そこに呼応する種牡馬を繁殖しないと母の良さを受け継ぐのは難しい訳です。日本に繋養されている種牡馬だとなかなか難しい。社台SSの中ならキンカメ系同士になってしまいますが、サートゥルナーリアとかがワンチャンある感じでしょうか(キンカメの3x2になってしまいますが)。もしくはDansiliに注目してハービンジャーという手もありそうですが。。。

いずれにしても配合的に難易度の高い繁殖牝馬であり、本馬自身にフォーカスしても2歳5月時点で413kg。厳しい面のほうが先行している気がします。

アンデルマット(ローヌグレイシアの22)

ルヴァンスレーヴという種牡馬は現段階で「母系の良さをそのまま出してくれる」種牡馬だと考えていて、その点においてビワハイジの牝系出身の本馬はボトムラインの魅力をそのままパフォーマンスに変えてくれる可能性もあります。

そういう観点でいえば、母ローヌグレイシアがダートで好走した点をどう捉えるか?

この牝系なら、やはり芝を期待したくなります。その一方で毛色を含めて母の影響は受けていそう。配合的にもルヴァンスレーヴ・クロフネでダート感はあります。しかし坂路の動きを見る限り、ダートは厳しいはず。関係者はどうジャッジするでしょうか?

その観点でいくと、梅田厩舎は、マネジメントや適性探しの部分であまり評価していない厩舎なので個人的には見送りです。

エンスエーニョ(ドリームアンドドゥの22)

牝馬ながら2歳5月時点で504kg。坂路での動きをみると、当然ゆるさもありますが、それ以上に身体を持て余している印象。

それでいてDanzigのE配合ですから、これからもっと筋肉がついてマッチョになっていく可能性があります。

適性的にはマイル以下、なんならスプリンターを目指すべき配合ですが、その目指すべき場所と現時点のフィジカルの乖離は大きいように感じます。

近年の競馬のトレンドをみてもスプリンターとして成功しているのは、巨体な牝馬というよりも切れ味勝負みたいな牝馬のほうが大成していますので、この募集価格を踏まえると手は出しづらいでしょう。


今年の1歳のリストも出てきたのでもう無理する必要はないですが、ちょうど自分の実績で戦いにくそうな馬が何頭かいるので、ここで実績を積むメリットもあるかなと思案中です。

いくならプぺフラッシュの22です。西田雄一郎厩舎なら50万預けていいと思えます。

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