POGふくたろう杯2022-23 最終結果

まずは昨年6月からの一年あまり、参加者の皆様お疲れさまでした。
ジャパンダートダービーの出走がなかったため、7月9日にてPOGふくたろう杯2022-23全日程が終了致しました。
今期は複数のGI馬が本POGから誕生、何よりも牝馬2冠を圧倒したリバティアイランドの活躍が光ったシーズンとなりました。

まずは最終結果の前に、4区の最終結果です。

4区(白百合S〜23/7/9)成績

日本ダービーを終えてもまだ終わらないのがPOGふくたろう杯。早速日本ダービー明けの白百合Sをバルサムノートが勝利、FUKUさんがスタートダッシュを決め翌週の小金井特別でもマニバドラが古馬相手の2勝クラスを快勝、3勝クラスの花のみちSは惨敗に終わったものの秋の活躍に期待したいもの。


尊之さんがホープフルステークス3着馬キングズレインにて町田特別を勝利したものの届かず、終始FUKUさんがトップのまま4区を駆け抜けました。おめでとうございます!

それでは、POGふくたろう杯2022-23最終結果を発表致します。

8位 soraさん 7,506P 33戦6勝(6-1-6-20)
主な勝鞍…2歳1勝クラス(10/23東京芝1400m)
代表馬…メイクアスナッチ(フェアリーS2着)

終始出走数に悩まされた格好となってしまった今期のsoraさん。 
全馬JRAで走ってはいるのですが最多出走がショウミーザマネーの6戦、メイクアスナッチは桜花賞で高すぎる出走ラインの前に除外と何かが噛み合っていればという結果に。
シーズン終盤にリベイラパレス、アルメリアが未勝利突破できたのは良かったと言えるところでしょうか。

7位 クロカミさん 8,480p 44戦5勝(5-1-1-37)
主な勝鞍…3歳1勝クラス(23/2/18東京芝1600m)
代表馬…ノッキングポイント(毎日杯2着)

ノッキングポイントが初週デビュー勝ちを決めた時は今期もクロカミさんのシーズンかと思われましたが今期は苦戦してしまった印象。
ノッキングポイントはなんとかダービーまで駒を進めたものの他馬が総じて厳しい結果に終わってしまい3区ではあわやノーポイントに近い結果もあり得た状況で、メンバー中勝利数最少、連対率および複勝率メンバー中唯一10%台と着外の多さが最後まで尾を引いてしまいました。

6位 尊之さん 9,742p 45戦7勝(7-4-4-30)
主な勝鞍…町田特別(23/6/18 3歳上2勝クラス)
代表馬…キングズレイン(町田特別、百日草特別、ホープフルステークス3着)

全馬が無事デビューに漕ぎ着け、期間中の引退なしと無事にすべての馬が走ったという点では素晴らしい結果でありました。
キングズレインはアクシデントもありクラシックに乗れなかったものの秋競馬への楽しみが、コロンビアテソーロはダートで一変とこの2頭が健闘しました。

また先日のセレクトセールで5億2000万円購買コンヴィクションII2023の兄ミッキーキャンバスも既走相手の未勝利戦で良い結果だっただけに、あと一頭、ひと押しが欲しかったかも。

5位 こぶへいさん 10,089p 40戦7勝(7-7-4-22)
主な成績…東京スポーツ杯2歳S2着(ダノンザタイガー)
代表馬 ダノンザタイガー(東スポ杯2歳S2着ほか)

こちらも全馬デビュー、期間内の抹消なしと無事に走りきったシーズンとなったものの、2勝以上の馬なしとその点で伸び悩んでしまったシーズンでもありました。
初勝利で期待を持った馬が多かっただけにここが噛み合っていれば上位が十分望めていたか。
重賞で好走見せたダノンザタイガーがクラシック全休となったのも痛手となりましたか。
実はメンバー中最高連対率(35.0%)。僅差ながら着外が少なかった点は光るところです。

4位 FUKUさん 11,081p 47戦7勝(7-8-4-28)
主な成績…白百合ステークス(L)(バルサムノート)
代表馬 マニバドラ(小金井特別 23/6/4東京ダート1400m)
今期もファビラスラフイン一族、エピセアローム一族の指名で我が道を行く姿勢ではありましたがシーズン後半に存在感を示しました。

ダートで3勝のマニバドラ、重賞ではあと一息ながらリステッド勝ちのバルサムノートが健闘したものの、平均的にポイントを重ねたが突出した馬がいれば、上位もあり得たか。

3位 ぼるこむ 20,237p 67戦8勝(8-10-6-43)
主な成績…ホープフルステークス(GI)ドゥラエレーデ 
代表馬 ドゥラエレーデ(ホープフルステークス、UAEダービー2着)
出走数でぶっちぎりしホープフルステークスで大穴。
ところどころで荒らしたPOです←
ドゥラエレーデはダービーでの落馬、宝塚記念はさすがのハイペースに呑まれる形とドバイ遠征帰り後は一息の成績ながらGI馬となりダートでも存在感を示しました。
他にもアヴニールドブリエはダービー出走の夢は絶たれたもののメジロドーベル一族として健闘、チャンスザローゼスが無事ならばというところもありました。

2位 ジョックロックさん 26,315p 49戦10勝(10-7-6-26)
主な勝鞍…きさらぎ賞(GIII)フリームファクシ、アルテミスS(GIII)ラヴェル
主な活躍馬…ラヴェル(アルテミスS、オークス4着)
アルテミスSであのリバティアイランドに勝利しフリームファクシ、ダノンタッチダウンと駒は十分揃っておりGIちも無事駒を進めた点が上位入賞のきっかけでしょう。
あとひと押しのところもありましたがメンバー中最多勝、あとはフリームファクシ次第ではというところでした。

優勝 ぐれこめさん 45,575p 48戦9勝(9--6-4-29)
主な勝鞍…牝馬二冠
主な活躍馬…リバティアイランド(牝馬二冠含むGI 3勝)

リバティアイランドの活躍で2期ぶりの優勝に輝いたぐれこめさんでありましたが、ブラストウェーブおよびコンエネルジアが悲しい結末となるなど決して楽ではなかったシーズンだった、のではないでしょうか。
それにしてもリバティアイランドは今後アーモンドアイにも並ぶか越えるかと思わせる圧倒的なパフォーマンスで駆け抜け、アルテミスSも厳しいレースながら連は確保。
今年のPOG、クラシックはこの馬一色で駆け抜けていったと言えるでしょう。おめでとうございます!

最終結果は以下のとおりです。

出走数部門では
1位…ぼるこむ 67走
2位…ジョックロックさん 49走
3位…ぐれこめさん 48走
以上3名が受賞となりました。おめでとうございます!

これを踏まえた各POの獲得賞金は以下のとおりです。

今期は上位入賞者が順当に他の賞も受賞しました。
以上を持ちましてPOGふくたろう杯2022-23を閉幕といたします。
一年あまりの期間、ありがとうございました!