21頁 「日記のような感情メモ1106」




こんなはずじゃない
思い通りにならない自分がもどかしい
そして この現実も
願いとどこか遠い自分を引っ提げて 自分を自分で歩いていく

こうして歩いていくこと
呼吸が続いていること
身体がまだ温かいこと

もっと頑張れる
心はそう思った
でも既に 自分は 頑張っている

悔しさを次の一歩へ
少しも変わっていない自分に乾杯
でも少しは変わったところもある自分に微笑みを

そう簡単に人は変わらない
私も あなたも
歳を経るということは そういうことじゃない

心臓が鼓動した回数
呼吸が続いた回数
積み重ねた時間

すべて人生を少しだけ広くして 自由にもして
そしてどこか 寂しくなった

越えられない壁のような
理想に届かなくても近づきたいと思うもの
そうでなければどうして前に進めるだろう
まだまだこんなもんじゃない

今の自分がもどかしい
今まで何してきたんだ 自分
それでも精一杯やってきたんだろ
自分の足跡くらい
自分が一番よく分かっている
待ってろよ 未来

届かない今を握りしめたら
一歩分のそれは勇気になる

そのまま未来やその先を生きて行く自分に託した願いのような

未来の私には 笑っていてほしい
自分でよかった と 思ってほしい



感情の起伏が激しくて布団の中でジタバタするもう無理それは低気圧のせい
雨の中のテレビ説法と引き寄せと大丈夫いつだって助けてくれるのは私自身
「その一秒を削り出せ」励まして応援するのは自分自身そして進むのも自分

マジでキレる秒読み段階困り果てた姿に重なるのは昔の自分
二人だけの部署で一年怒られてはリカバリーどうにもできず悔しくて泣く
胃痛がして苦しかった今は昔仲良しすぎて気持ち悪い先輩と私
先輩一時的に異動するってよなにそれ号泣でも箱ティッシュは最後の一枚

私はどうしたら戦力になれるんだろう(足りないものは削るしかない)
飲んだ勢いと散文詩既視感と過去の作品部屋は相変わらず汚い心の乱れ
好きなものを好きなだけ私を守るセルフヴィレバン4年前に借りた小さな城

3年分の原稿用紙から春夏秋冬×各4編の散文詩6年前の自分も同じ孤独
荒い部分も残し気取らず素直に人生に急かれ大切にしよう自分の時間

「私、そんなに仕事立て込んでないんでやりましょうか?」
『できるできる絶対できる!』は魔法の呪文ぎゅっと握ったローラーボール

「いいじゃん、基本全部提案させてもらうね。本当に助かった」
その一言に勝手に救われた
あの時バカみたいに泣いて悔しい負けたくないって頑張ってきてきた自分が

頑張れ過去の私
負けるなこれからの私
目指すは絶対先輩を超えて
何よりもいいものを書いていこう

あの時流した悔し涙の意味は 零れ落ちて流れた未来に 必ず
あの時誓った言葉を導にした灯台は 絶対 私の行く未来を 照らしている


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