詩集2 15 返答詩集2 15 日記詩集2 15 おまけトーク(変えない、ということ)


詩集
「待つということ」

できないことをできるようにしてほしいんじゃない
だめなところをあげればきりがないから

分からないからだめなんて言わないで
一緒に歩いて

答えだけを求めているわけじゃない
一緒に考えて

一緒に過ごせる時間が
一番ほしいだけ

返答詩集

「愛の哀しみ」

永遠に続けばいいと思う瞬間がある

いつか
この手を離さなくてはいけなくなる時が来るのは分かっている

残った夢は
光り続けるだろうか
温もりが
胸の中で輝いて

生き続けるように

愛にはどこか悲しみがつきまとう
決して手の触れられない星のように

日記詩集
「届いたのは空の彼方へ いつか降る雨のために」

誰かが残した足跡が
この胸に光を与えてくれることがある

未来への軌跡を見て

朝陽が昇るのを当たり前と思うのと同じくらいに
生きていくことを信じることはできるだろうか

信じたいと願うから
信じようと決意する

きっと何度でも揺らぐのだろう
信じられなくなる時だって来る

弱音を吐いても 諦めようとしても
最後はもう一度握りしめることができるように

今日を生きていく

いつか種が花となって咲いた時
未来の自分が出会えるように

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