糸白澪子「このはあつめ」

久しぶりにテンションが上がった。

ブログや文芸サイトで見かけて以来、応援している人がいる。
その中の一人に、糸白氏がいる。

ツイッターで作品が販売されている、と聞いて。買うしかないと思った。

ずっと昔。バンドをやっていた級友からCDを渡されて、「今聞こうぜ」と言ったけど、「恥ずかしいから帰ってから一人で聴いてくれ」と言われたのを思い出す。

つまりそういう感覚だ。
ドキドキとワクワクと、懐かしさと恥ずかしさをないまぜにしながら、
にやにやしながら読んだ。(怪)

とにかく、こうして形になったことに、賛辞を贈りたい。

誰かの表現に触れるというのは、つまり出会いというものは
楽しくなければと思う。

少なくても、私は「よし、今日も詩を書こう」と思った。



今日を色にしよう
今日も歌おう

詩を書こう
言葉を紡ごう
ないなら探しに旅に出よう

――きっと、素敵な旅になるよ――



―――――

色んな葉っぱが降ってきた

悲しみ

悦び

切なさ

寂しさ

後悔と 葛藤

いつかみた夢

それはクリムト
それは割れたスマホの画面
それは米津玄師
それは金魚

いつかの約束を

木の葉が散りながら 結んで 解いていく

緩やかに 

私の中で 

――「このは あつめ」によせて――






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