近藤大真「じゃ、また世界のどこかで。」

―楽しいことばかりじゃない―
―それでもえらぶかい?―
――そう言われているような気がした

ワクワクって何だろう
楽しいだけが ワクワクだろうか

計画を立てて確実に行くのも
無計画に踏み出すのも

どちらも 覚悟と勇気が必要で
ワクワクに身を投じるなら
それなりのドキドキもあって

そういうものかもしれないな
と思った

夢を追い求めること
手にしたものがかけがえがないということ
大切な理由がもう一つ増えること

そのどれをとっても
決して平坦な道ではなかったし
辛いことも たくさんあったし

でも どうせ辛いなら
人から「やれ」と言われるよりも
自分で選んで「やる」ほうがいい

その方が 心が
決めやすいように思うし
そうでなければ 選ぶ意味がない気もするし

結局は 何を選んでも
そこにはたくさんの道があって

色々あったけど
それも含めて 楽しかったと締めくくるこの本は

とても大事なことを
教えてくれていると思った

この手でも
誰かに差し出せるものがあるということ
それは とてもかけがえのないもの

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

詩人です。出版もしております。マガジンで書籍のご案内もいたしております。頂いたサポートは出版の費用にさせていただきます。