5 1 詩集 日記詩集 返答詩集  おまけトーク(新しい季節へ)




詩集 百花繚乱
「桜」

佇まいは女性のようで

散りゆく姿は涙のように 光のように
雨のように 溢れる心のように

春に散れば 地面に花片を敷き詰め
夏ならば若葉が踊り 秋ならば紅葉が彩り
冬ならば雪を纏い 白銀に灯るように

思想詩集 夢を探して
一章

―夢を探して―

夢という宝石を
探す旅をしている

何に出会えるだろう

期待と不安を行き来して
喜びと痛みの狭間を揺れながら

出会いと別れを繰り返して進んでいく

どんな道も
旅の途中

返答詩集 生きるための歌声
「彩り歌う物語」

眼に宿した光と闇は
心に映し出す 魔法の鏡

世界を捉えた眼差しは
星と宇宙の煌めき

出逢い 目に留まり 手に触れるものは
彩りを秘め 物語を宿している

真新しいものが見つからなくても
歌に出逢えば違う色になる

海のように湛え 空のように溢れ
光のように景色が降り注ぐ 心が垣間見た夢

夜空にさえ虹が架かる時を待っている
花のように

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