4 41 おまけトーク(奇跡みたいな出会い)

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雲の隙間から月明りが射し込む

生きる勇気のように
出逢ってくれる虹のように
触れた奇跡のような

どうしようもない哀しみが 言葉には表せない喜びが
混ざり合って 無音の滴となって
彼女の瞳から零れていく

詩人は歌声に背中を押されるように
人混みの中へと消えていく

夜は月明かりに抱かれていた

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