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キャンディードレスの魅力

今日はキャンディードレスを着た。

キャンディードレスとは、foufouというブランドの「CANDY DRESS CRAZY GARDEN」シリーズの中で私が持っているドレスの通称。私が勝手にシリーズ名を略して呼んでいる。

キャンディーというかわいい響きが服の名前になってるのが良いし、名にふさわしい見た目だ。
かすかに透ける布をたっぷり使っていて、ミントグリーンが光に透けるととても綺麗。裾が風にはためくのが波打ち際のよう。

布が薄くて長袖なので、これを着て快適に過ごせる気候は限定される。25℃前後で、からっとした晴れで、できれば風が吹いている日。一年のうちで、この条件と私の休日が揃う日は片手で数えられると思う。今日はまさにそれだった。
風がまあまあ強かったので髪はボサついたが、このドレスの裾を風にはためかせることの代償と思えばなんてことない。ドレスもきっと喜んでいる。

陽の光との相性もいいけど、蛍光灯の真っ白な光に照らされてるのもいい

この服を干してるとき、布が重なってそこを光が通ってるのがずっと見てられるくらい綺麗なのだが写真を撮っていなかった。干しているときにまで美しさを発揮するってすごい。

好きな服を着れば背筋が伸びるという考え方もあるけど、私の場合だと背筋を伸ばせる日しか好きな服は着ない。好きというか、覚悟のいるというか。そういう服を着たいときはその日の精神状態と相談している。
このドレスは見た目のインパクトがけっこうあると思う。自分が街中で見かけたら若干目がついていってしまうかもしれない。だから本来なら精神の同意が必要な服に分類されると思う。

でも、いざ着てみるとそんなことないのだ。ローウエスト気味だからか、ゆったりしたデザインだからか分からないが、自分のホワンとした人間性のまま着られる服だなーと思う。そう、ありのままの自分を受け入れてくれるのだ。
可愛いしかっこいいし自分のものにしたい。そう思って手に入れたものはたくさんあるが、多少それが似合う自分になりきる必要がある。もちろんそれも楽しくて好きだけど、それが必要ないという希少性をこのキャンディードレスは持っている。
なかなかそういう服には巡り会わないし、私も着てみるまでは分からなかった。

今年はこの服を着られる日がたくさんあるといいな。



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