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fpとsdQH(とフィルムとα7iiと今年と)

年の瀬ですね。私はやり残したタスクがあるため職場でこれを書いてます。はあ。

今年を振り返ると、まあどこの誰もが同じ内容で書きがちだと思いますが、
そのへんは多くは触れず、まずSIGMAクラスタのみなさんにとって重要だったのは

fpをフルに使った1年

だと思います。

fp発売から2ヶ月ほど経過しての2020年スタート。まとめるとしたらちょうどいい感じですよね。

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fpの立ち位置

私個人の用途では、一番活躍したのは「ちょっとしたお出かけにもかばんにつっこんでる」という使い方です。これはサコッシュで出かける際にはこれまでのサブだったα7iiでも厳し目でした。

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↑ごくまれにオールドレンズを付けたりして上のような眠たい写真撮ってきゃっきゃしたり

キャンプでも活躍

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↑これは正確には去年の大晦日。年越しキャンプなので今年のキャンプと言ってもギリ許されませんか…ね…

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私は基本車横付けのキャンプばかりなので、荷物の量は少しくらい増えても問題ないのですが、それでもできる限り小さく軽くしたい気持ちもあり(車に積むまでも結構大変ですし)。

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↑積載性もこれですし(今は乗り換えちゃいましたが)

ただ弱点は、質感のいい金属らしい手触りが災いし、0度前後の気温では鬼のように冷たい…!!素手では触ってられないぜって感じでした。

出張で活躍

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普通の旅行は気合入れるんです。やはりFoveon機が大好きなので、旅行には今はsd Quattro H持っていくのです。ただ、出張。これは別にスマホでも良いとも言えるレベル。但し出張といえど一種の旅行。知らない土地で面白いものに出会う可能性を考えると…

…という時にfpのサイズ感は最高です。

ただし、当然のことながら出張は2月あたり以降全くありませんでした。

仕事でも割と使用しました。撮影係を任されたときには活躍しましたし、動画撮影ではメイン使用です。ただ固定のYouTube向け情報系動画なので会社にあるDVでも全然困らなかったのですが笑

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購入時に比べてみた写真を改めて振り返る

なんかflickr見てたら楽しかったので発掘。

sd Quattro Hとの比較

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大きさの差は歴然としてます。でもこれってやっぱりレンズやフランジバックの差がでかいんですよね。厳密に大きさを比較するならArtレンズをfpに着けないといけません。ただし、各々の立ち位置を踏まえると現実的にはこの状態の比較が一番リアルです。

DP3Merrillとの比較

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まず最初に比べたかったのがこれ。発表された時の数字を見て、DPを見て差を考えて想像してました。割と近いサイズ感に見えます。

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上から見たらこんな。もしDP2Mと比べたらレンズの長さが変わってくるので結構サイズ差を感じるかもしれません。DP3Mは50mmの換算75mmなので、今であればここはせめて65mm F2 DG DN装着時と比較したいところですね。

AGFA Optima sensor 1535と比較

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上2つは割と想像しやすい比較ですが、個人的に推し比較はこれ。AGFAのかわいいフィルムカメラ Optima1535です。

これがまたサイズ感が近いです。そして佇まいというか、雰囲気というか、ちょっとしたカタマリ感にとても近いものを感じます。ドイツ的なプロダクト、なのでしょうか。

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奥行きは流石にレンズの差がありますが、ボディだけ見えると結構近いです。これは手に持った時の感覚の近さになります。

ついでにfpのRecボタンとOptimaのシャッターボタンというワンポイントのレッドや、ぱっと見た時の散らかり具合(言葉が微妙)も同じくらいに見えます。勿論配置されてるものは全然違うんですが、左端にでかい丸、その隣に控えめな丸、ファインダー側にラインのようなシルエット、右側はなんとなく陰影…

こういう雰囲気の似方って、おそらくまず参考になんてしてない似方。兄弟の似方ではなくて、赤の他人で似てる人のタイプ。

プロダクトデザインの妙といいますか、面白いですね。ちなみに普段使っているとどちらもかばんに忍ばせるのが楽しい系です。デジタルかフィルムかで使い分けてます。

sd Quattro Hはまだまだ現役

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こうやってfpを楽しんでる日々なんですが、ふと気付くものがあります。

sd Quattro H楽しくない?

なんかシャッター切った時のコトンという音も好きだし、液晶の見え方も好き。ファインダーも評判よくないけどやっぱ覗くと楽しいし、なによりRaw現像してると、思ったとおり+αの絵が出てくれる。思ったとおりの1割増しくらい。

これは私の慣れでしかないと思うのですが、αでもfpでもDNGを現像してると、編集中は楽しいのですが、書き出した写真はあまり興奮しないものが多く、思ったとおりから1割減、という感覚があります。

ということで、まだまだメインカメラとして、写真を撮りたい!という思いがあるときは一番活躍しています。FFFが未定になってしまった現在、レンズを増やすということがなかなかし辛い状況なので、20,35,85mm F1.4 Art三本を駆使して楽しみ続けています。FFF絶対買うからfp買ったし、Lマウント増やしていいな、と思ってたので難しいところです。応援してます。

車買い替えた

唐突に話が変わるようで恐縮ですが、個人的に今年でかいイベントは車の買い替えでした。

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三菱GTOから

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プジョーRCZへ。

RCZはマーキュリーグレーというカラーで、まあいわゆるシルバー系です。この変化で、

赤って難しいな

ということに気づきました。

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彩度上げすぎるとすぐ飽和して、作風としての許容を考えないといけなく、モノトーンにすると結構雰囲気がガラッと変わり、彩度を下げるとまるで別の色のようになる。それが面白くもあり、悩ましくもあり。

またフィルムだとイメージ通りには全然ならず難易度がすごく高かったです。

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シルバーのなんでも馴染む感。

勿論なんでもできそう=簡単 ではなく。しかしシンプルに「車撮って遊ぶのが色々楽しめそうだな!」という気持ちです。


α7IIについて

書き忘れるところでした。αも部屋撮り中心に活躍してます。

メカシャッターが貴重な場面も多く、まだまだ現役です。ベイヤー機2台持ちが必要な場面でも欠かせません。人に貸す場合も一番無難ですね。長いことヤシコン50mmF1.4を標準装備してましたが、絞りの調子が悪いのもあって最近はMACRO 50mm F2.8 EX DGを着けてることが多いです。

来年は

FFFがどうなるやら。想像するに目処が立って2023くらいじゃないかしら、と思ったり。出てくれればバンザイ、くらいの気持ち。じゃあSAマウントレンズ買っちゃえ!…買うと出るんだよなあ。買うと。半年後くらいに電撃発表されて3ヶ月後発売です!みたいな。

貯金も大切ですし、機材欲は火を点けなければ比較的穏やかでいられるので、撮る楽しみを充実させたい(物欲を忘れて)ですね。

しかしそこに悪魔の言葉、いや正義からのささやきが聞こえてくる


好きなメーカーを買うことで応援しょうよ

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