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コミュニケーションの本質は相手への興味関心だと思う

最近、本屋さんに行くと「傾聴力」「会話術」みたいな本をよく見かけるけど、コミュニケーションの本質は「どうしたら好かれるか」という上辺のテクニックではなく「相手のことをもっと知りたいと思う興味関心の力」だと思うんですよ。

私が敬愛するオードリー若林さんもラジオでこんな風に言っておりましたし。

若林正恭:『あちこちオードリー』もそうだけど、俺、よく聞かれんのよ。
春日俊彰:うん、うん。
若林正恭:「どうやって掘り下げる質問を考えてるんですか?」とか。
春日俊彰:うん。
若林正恭:いや、聞きたいから聞いてるだけなの。
春日俊彰:はい、はい。
若林正恭:もう、純粋から純粋だから、策がないのよ。
春日俊彰:うん、うん。
若林正恭:だから、逆に怖いよね。ある日、急に質問がなくなった日が『あちこちオードリー』の終わりの日だよね。
春日俊彰:ふふ(笑)そうだね、技とかじゃないわけだから。

「この人のことをもっと知りたい!」と思うからこそ、前のめりで相手の話を聞くことができたり、相手が何が好きで何に喜びを感じるのか徐々に理解することが出来るわけです。

だから会社の研修とかビジネス書とかコミュニケーションの本とかでは「自分目線ではなく相手目線で考えて行動しましょうね。」とよく言われるし全くその通りなんですが、その大前提には「相手に興味を持ちましょうね」ということがあるはずなんですよね。

その感情を置き去りにして、表面的なコミュニケーション力だけ磨くのは非常にもったいないことだと思います。

※もちろんビジネスの場など「コミュニケーションを楽しむ云々の前に成果を出さなきゃいかん」という環境では表面的なコミュニケーションを磨くことが大事だったりはします

自分に対して真っ直ぐな興味関心を持たれて嫌な人はいませんから、それが相手に伝われば多少質問が拙かったり会話がぎこちなかったとしてもコミュニケーションは成立するはずです。

表面的な技術を学ぼうとする前に「自分は相手に興味関心を持てているか?」を自問自答してみると良いのではないでしょうか。

そんなことを考えた土曜の朝でした。それではみなさん良い週末を!

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