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父親に怒鳴られ公園で大号泣しているミドサー女

ネガティヴモードの記事なので、
ご了承ください。。。

母と一緒に東京から
実家まで猫を連れて戻ってきた。

荷物も宅急便で出して
今朝届く予定でいた。

実家に着いて、
すっかり気がゆるんで、
甘え切ってしまっていた。

散歩に出かけたつかの間。
父親しか家にいない中、
荷物が届いてしまった。

父は、怒鳴りながら
私に電話をかけてきた。

「どこほっつき歩いとんねん!!
 勝手なことばっかりしやがって!!
 今すぐ戻ってこい!!」

父親は私たち姉妹対して、
怒る以外のコミュニケーションを
とってきた記憶がほんどない。
怒り狂う父の記憶がどっと蘇り、
近くの公園で、
涙と鼻水を垂らしながら
悲しさに耽っていた。

20分くらい経って、
また父親から着信があった。
執拗に長い着信音に恐怖を感じて
そっとブロックした。

私にいいことが起きた時、
辛くてしんどい時、
連絡のひとつも
寄越してきたことがない。
なのに、自分が不機嫌の時の
連絡だけは異常にしつこい。

以前も父親の怒りの電話がきっかけで
数年間、縁を、切っていた。
父は丸くなったと思っていたけど、
やっぱり私が気が緩んでしまうと
元の不機嫌な父親に戻ってしまう。

良い子でないと価値のない私。

顔色を伺って、
失敗しないように
先回りして考えて。

怒鳴られなかった日は自分を褒めた。

そうして良い子でいれば
認めらる気がした。


姉が怒られている姿を見ると
私は姉よりマシだって安心できた。

子ども時代は、
いかに怒られないで済むかを
考えて過ごした毎日だった。


今、大人になって父をみると
父が怒鳴る理由は、
私たちを愛していない訳じゃなくて
予定外のことがあると
不安になってしまうからだと思う。

父は母親には
一才怒鳴ったことがない。
母の方が気が強いから、
恐れているからかもしれない。。
わたしも怒り返せばいいんだろうか。
でも、私は怒りを人にぶつけたくない。

大事にされない私、
愛されない私という
セルフイメージは
父との関係に根深くある。

そのことに気づいてからは、
心の傷を癒してきたつもりだった。

でも、こうしてまた同じことが
繰り返し起きている。
その度に、何度も何度も
自分の感情に寄り添って受け入れて
癒していくしかないんだ。



子どもの頃、
怖くて家に帰りたくなかった。
もっと怒鳴られるのが怖かったから
我慢してすぐ帰っていた私。

大人になった今、
帰るのを拒否して、
公園で待ちぼうけしている。
父をブロックしている。

子ども頃の私が、
今の私を頼もしく思ってくれている
気がしている。

無理して帰らなくていいんだよ。
大丈夫だよ!
って、逃げるわたしを否定しない。
怒り返さないわたしを
それで良いって認められている。

こうやって少しずつ
自分との関係が良くなっていってるのかな。

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