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しんやの餃子世界紀行 Vol.68

「令和新時代の人事部長」

6/1付で密友合同会社の人事統括部長 兼 岡山エリアマネージャーに就任した。

今年の3月に岡山で守屋と出会うまで8年間放置され、あの日までに会った回数3回。

そんな男を2ヶ月足らずでこの役職につけた守屋は無謀か、それとも新谷の才能に気付いた天才か。

かくもともあれ、

「社会に付き合うには能力が足りない」

から一人独立した男がこうして一人前に人事統括部長とは滑稽である。

そもそも社会の昇格制度には疑問を常に抱いていた。

どう頑張っても年功序列でしか上の職につけない。

信頼と能力は比例しないのだ。

そして勤続という時間の縛りは可能性をちっぽけにする。

なぜか。

年下は年上から学ぶからだ。

確かに「勤続」は「信頼」だ。

自分を犠牲にしてきた時間の証だ。

昭和まではそれで良かった。
平成もギリギリセーフ。

ただ令和はどうだろう。

そもそもこの「勤続」という概念は壊れていくだろう。

転職や独立がもっと当たり前になっていく令和の時代。

新卒は社会のマナーを学ぶ3年制の学校みたいな立ち位置になるだろう。

そしてみんな色々なことを吸収して5年かそこらで卒業していく。

それでも残った人が上の職に就くとき、その人が優秀であればラッキーだが、そうでない時はどうしよう。

会社とは「稼ぐこと」を大前提に「存続すること」を目的とした集団だ。

その為に社会は会社に様々なサポートを施す。

しかしこのまま世が進めば、存続するために
必要な金やアイデアが枯渇する。

人材が持たないからだ。

良い人事方針の会社同士で人を人で食い合う時代がくる。

弊社密友合同会社としては同じ荒波の中で漂う木の屑でいるわけにはどうしてもいかない。

人材は宝だ。

この役職について、いつか誰かを遠ざける人事を出すこともあるのかもしれない。

ただ僕らは勤続年数で信頼を語ったりはしない。

「みんなが僕らの大好きなコンテンツを君も好きでいてくれますか?」

守屋はこの観点でしか人事を見ていない。

もちろんアンイリーガルなことはダメだ。

最低常識の中で最大限愛してくれるスタッフを僕はこれから愛していくのだ。

人だからモチベーションが前後したりするかもしれない。

そのモチベーションすら、詐欺師ばりの言葉で抱きしめるのである。

会社も人も、一人では何もできない。

守屋ともしんやとも、個に向き合う必要はない。
コンテンツとさへ向き合ってくれたらそれで良い。

まあ、コンテンツと向き合うってそれは守屋と向き合うってことになるけどね。

あいつもあいつで相当に癖がある。
グラフで表せば正五角形から程遠い、ウニみたいなグラフになる男だ。

そんなウニと無知な若者の間に挟まる立場だ。

絶対面倒なことになるに決まってる。

ただ、これは新谷大貴という1人の人格の集大成。
最初で最後の大仕事なのだ。

僕らの人事のスタイルは主体性の中でしか生まれない。

才能ややる気は目を見たらわかる。

僕はこれまでの人生で才能とやる気のないやつの目を死ぬほど見てきたから。

僕も君たちもあと一歩足りないんだよな。
その一歩を一緒に歩もう。

僕は君らを次のステージに上げる。
だから君らも僕を次のステージに上げてくれ。

上げてくれるならおじさん、毎月シフト作ってあげちゃう。

年齢とかくだらない。
人生経験なんてみんな歩むものが違うわけだ。

参考にしかならん。

大学の過去問を解いても、当日のテストで一言一句同じ問題は出ないんだ。

傾向と対策は教えてあげる。
自分の未来くらい自分で考えなさい。

そして大人を上手く使って自分を表現するんだ。

良い人生歩めよ。

僕ら君らからも学ぶ。
色々教えてくれ。

それがしんやの人事統括部長。

そこに全幅の信頼があるクマさんみたいな人事統括部長。

しんやならやれる。

この人事のスタイルは次の世代のスタンダードになる。

自信がある。

この自信が確信に変わる瞬間をみんなに見届けてもらえたら嬉しいな。

あのウニおじさんのことなら心配してない。
あいつは止めなくても先に進む、推進力のある男だから。

あいつがやりたいことは、絶対に面白い。
あいつの面白いもまた、次の世代のスタンダードになる。

良い経営者は常に傲慢で才能に溢れ、周りを動かす。
そして良い経営者の右には必ず優秀なサポーターがいる。

ものなのだ。

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