【ポケマルおやこ地方留学】グルメの宝庫!山形の自然がもたらす食と文化に触れる6泊7日間—庄内プログラム(1)
さくらんぼ・すいかなどのフルーツ、地域の特性を活かして栽培された野菜、そして日本海で獲れる新鮮な海鮮。地域に根ざしたラーメンやそばなどの麺文化、全国的にも有名な「つや姫」や「雪若丸」といったブランド米など、山形県はおいしいものの宝庫です。
今年の夏、山形県庄内エリアの鶴岡市・三川町をフィールドとしたポケマルおやこ地方留学が実施されます。豊かな水や気象条件、土地がもたらす食の恵みを学び、生産現場を訪問して体験するアクティビティを多数ご用意しています。
現地での体験をコーディネートしてくれるのは、山形食べる通信の発行や食関連イベントの企画運営をする株式会社まんまーる代表の松本典子さん。元々は東京でライターをされていたそうですが、仕事を通じて食べ物に触れる機会が増えるにつれ、食への興味が増していったそう。そこから、ある特定の地域にのみ古くから残る「在来作物」の存在を知り、その栽培・研究の先進地でもある山形県鶴岡市にIターン移住をしました。
ご自身の小学生のお子さん達が「実際に楽しかったもの」と「今後体験させたいもの」を散りばめたという庄内プログラム。現地でどんな体験ができるのかをご紹介していきます。
庄内地域で体験!宿泊施設&アクティビティ内容をご紹介
今回参加者の宿泊先となるのが、三川町内の宿泊施設「田田の宿」。
運営の松本さんは「宿泊先を決めるにあたって、最も重視したのは食事がおいしいこと。庄内地域どこに行ってもお米の味は間違いないですが、こちらの宿も食事が本当においしいです」とのこと。
親御さん達にとって気になるポイントの1つが、ワークスペースの環境。こちらは設備もばっちり整っていて、お子さんがアクティビティに参加している日中は、親御さん達も集中して仕事に取り組んでいただけるはずです。7日間という長期の滞在となるため、近くにコインランドリー、スーパーがあるのも嬉しいポイント。
さらに施設内にある天然温泉に入れるというのも嬉しいポイント。茶色がかった少しとろみのある温泉は、美肌効果も高いとされています。滞在中こちらの温泉に何度も入れるのは、何とも魅力的ですよね。
屋外には公園もあり、もちろんこちらで自由に遊んでいただいてOK。親御さん達だけでなく、元気いっぱいのお子さん達にとっても嬉しい環境です。
▼鶴岡市でのみ栽培!江戸時代から続く「だだちゃ豆」を収穫
「だだちゃ豆」とは、江戸自体から作り続けられてきた在来作物の枝豆のこと。鶴岡市で栽培されたもののみがその名を名乗れるという特別な品種で、この地域が誇る特産品です。
そんなだだちゃ豆を200年間守り続けてきた與惣兵衛(よそべい)の渡部さんのもとを訪問し、収穫体験を行います。
強い旨みと甘みが特徴のだだちゃ豆は、とにかく鮮度が命。運営担当の松本さんが「最高の贅沢」と表現する収穫したてのだだちゃ豆の味は、現地に足を運ばずには味わうことができません。
現代まで継承されてきた伝統の味を知ると同時に、それを守り続ける生産者さんとコミュニケーションを取りながら学んでいただけるアクティビティです。
▼砂丘エリアの特産品!丹精込めて育てた「メロン」の収穫体験
山形県鶴岡市には、約35kmに伸びる広大な「庄内砂丘」があることを知っていますか?
このエリアでは、肥料や水の浸透率が高く、水はけが良いという砂地の特徴を活かしたメロンの栽培が盛んで、庄内地方の特産品の1つにも挙げられます。
鶴岡市内のWATS WATS FARMさんは化学肥料をできるだけ控え、有機的な肥料を使って、自然と循環するメロン作りを目指しています。本プログラムが実施される7月から8月はちょうど収穫の時期。地域の特性を知ると共に、それによって育まれたメロンを収穫して、実際に味わっていただきます。運営担当の松本さん曰く、庄内砂丘で育ったメロンは「甘さがスッキリしていておいしい」のだそうです。
▼環境に優しい野菜づくりを実践する農家さんのもとで「夏野菜」を収穫
鶴岡市は米づくりの一大産地であるため、野菜作りをメインで行う農家さんの方が珍しいそう。そんな鶴岡市で20種類以上の野菜を栽培している須藤さんのもとを訪問し、夏野菜の収穫体験を行います。
少量多品目栽培でいろんな種類の野菜を見られること、なるべく農薬などを使わずに環境への負荷が少ない栽培方法を取り入れているのが須藤さんの農園の特徴。収穫したきゅうりやナス、トマトなどの夏野菜は、自分達の手でピクルスにします。収穫して、作って、食べる。一貫して体験するその楽しさをぜひ感じていただきたいです。
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この他にも多様なアクティビティをご用意しています。続きは記事後編でチェックしてみてくださいね。
▼関連リンク
https://oyako.travel/program/open/
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