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【雨風太陽 社員インタビュー】自社ECの開発から地方に貢献。社会課題の解決を目指す仲間と共に、より良いサービス作りに取り組む—プロダクト部部長・鈴木哲之

ポケットマルシェを運営する雨風太陽には「都市と地方をかきまぜる」というミッションに共感し「都市と地方の分断を解消したい」「社会課題を解決したい」という志を持った仲間が集まっています。

C2Cコマース部門 プロダクト部部長の鈴木は「残りの人生を地方創生とSDGsに貢献し、次の世代に引き継ぐ」という思いを胸に、生産者と消費者をつなぐプラットフォームの開発、改善に取り組んでいます。

C2Cコマース部門 プロダクト部部長・鈴木哲之

—まずはこれまでの経歴を教えてください。

大学卒業後は開発会社でプログラマーとして働いていて、そこからポイントサイトのデザイナー、ECサイトやゲームの企画を担当したりと、何社か経験してきました。2014年からはヤフー株式会社にてプロダクトやデザインの企画、後半はマーケティングも担当していました。その後、2022年より雨風太陽に入社しました。

前職ではプロダクト、デザイン企画、マーケティング業務などに従事

—これまでに大きな企業での業務を経験されていますよね。そこから雨風太陽のようなスタートアップ企業へと転職しようと思ったきっかけは何ですか?

雨風太陽入社前は、8年ほど同じ会社に在籍していました。長く同じ会社にいて業務に慣れてくる分、学びが少なくなってきたと感じました。

新たなことにチャレンジしたいと思い、以前から関心のあった地方創生、食の安全に携われるような仕事を探しているところ、雨風太陽を見つけました。自社ECを持っていて、さらに地方の生産者と繋がれるプラットフォームであること。それが決め手となり、転職を決意しました。

—ご自身は東京出身なんですよね。地方に目を向けるようになったのは、何かきっかけがあったんですか?

旅行が趣味で、地方の温泉地に行ったりするのも好きで。ただ、それらを存続させるのが難しくなっているという現実を目の当たりにしてきました。

福島の会津に行った時、震災の影響で今にも崩れそうになっている旅館が並んでいて、撤去すらできないというその状況にショックを覚えました。そういったところの寂しさというかやるせなさというか、そこをなんとかしたいっていう思いはありました。

あとはずっと東京で育ってきて、なんとなく地方で暮らす人たちの気持ちが分かってないんじゃないかなという気がしていました。おこがましいかもしれませんが、その意識の差を是正できたらというという思いもありました。

会津を訪れた際の写真

—それでは、所属するプロダクト部の業務内容について教えてください。

プロダクト部全体でいうと開発の企画、設計、実際の開発、テスト、リース設定など、一連の開発工程の業務に携わっています。弊社は自社でサービスを運営しているので開発の保守、運用といったことも行っています。例えばサーバーのメンテナンスをしたり、アクセス不可でサイトがダウンしそうな時に対応するといったことも含まれています。

部内は2チームに分かれて業務を行っています。1つが開発案件の企画と要件を詰めていくプロダクトチーム、もう1つがそれを設計して、作って、形にしていくのが開発チームです。

生産者さんや社内の他部署からの要望を聞いたりしながらプロダクト部内で課題を見つけて、それを改善していくのがプロダクト部の業務です。

—昨年だとインボイス制度に対応するための機能が追加されたり、これまではできなかった出品後の商品説明の編集ができるようになったりと、ポケマルは日々アップデートを重ねていますよね。

そうですね。他にも定期予約注文のCSVダウンロード、出品の価格・説明文編集機能など、ポケマルを利用する方々からの声をもとにより良いサービス作りに取り組んでいます。

アプリのリリースに対してお客様から反響が届いたり、社内だとslackでたくさん反応をもらったり、自分達のやってきた成果、反応が見えやすいのは嬉しいですね。

ポケマルのリリース情報には社内からも多くの反応が!

—会社全体でリモートワークが主流となっている中で、部内のコミュニケーションで意識していることはありますか?

開発手法として、部内ではアジャイル開発というのを採用しています。これは計画、設計、実装、テストといった工程を短期間で回していくスピーディかつ柔軟な手法です。スタッフ全員で意見を出し合いながら開発を進めていくことでプロダクトの品質の向上、そしてコミュニケーションの活性化にも繋がっていると思います。

チームごとにデイリーで15~30分ほどのミーティングも設定して、情報を共有したり、今後の計画について話したり、毎週振り返りの場も設けています。コミュニケーションの頻度は高いかなと思います。

—リモート率が高い中でも一人一人が意見を出しやすい環境づくりをされているんですね。スタッフ全員で考えながらより良いサービス作りを続けているポケマルですが、今後サービス内で特に改善していきたい部分はありますか?

ポケマルは元々小規模農家をターゲットにした作りになっています。ですがi今では生産者さんの幅もどんどん広がってきていて、中規模、大規模の農家さんも増えつつあります。プラットフォームとしてそこを想定できていなく、現時点ではCSVで一度に大量出品ができないなどの問題があります。どの生産者さんにも使いやすいサービスにしていくため、ポケマルをアップデートしていきたいと思っています。

—ありがとうございます。最後にお聞きしたいのですが、雨風太陽で働く魅力とはずばり何でしょう?

裁量があるというところでしょうか。もちろん仕事をしていく上である程度妥当性は求められますが、そこさえしっかりしていれば自分のやりたいことを提案できます。プロダクト部内でいうとweb、アプリ、バックエンド、インフラなどサービス全体を俯瞰して見れるというところです。大きな企業、大規模サービスにはない経験が積めると思います。

あとは社内にはやりがいを求めて雨風太陽に入社して、自分達の仕事を通して社会に貢献していきたいと考えている人が非常に多いです。そういった仲間たちと一緒に社会課題の解決、地域の持続性を目指して、お互いの意思を尊重し合いながら業務に取り組んでいける、そんなところも雨風太陽で働く魅力ですね。

(取材・執筆:PR 西宮)

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雨風太陽では一緒に働く仲間を募集しています。興味のある方は下記リンクより詳細をチェックしてくださいね。


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