見出し画像

特別じゃない、普段の暮らしを知る。—リピーターに聞く「おやこ地方留学」の魅力とは?

「おやこ地方留学の魅力とは?」という質問に、Tさんは「普段通りの生活を知れること」と答えてくれました。

今年の春、和歌山で行われたおやこ地方留学での1コマ

2022年よりスタートした「ポケマルおやこ地方留学」。
地方の農家さんや漁師さんの元を訪れ、生産の現場を体験できる親子向けのプランです。

昨年の開催地・岩手県に加えて、今夏は北海道、和歌山県、京都府、福岡県と実施地域が5つの道府県に拡大!各地域の特性を活かした、多様なプログラムをご用意しています。

参加者からは「有意義に過ごせた」「親子ともに良い経験になった」など嬉しいお声をいただき、中には複数回ご参加いただくご家族もいらっしゃいます。
今回お話をお聞きしたのは、東京都にお住まいのTさん。昨年の夏と冬に岩手でのおやこ留学を体験し、今年の夏は和歌山でのプログラムに参加予定。
熱烈なリピーターとも言えるTさんにインタビューさせていただきました。

フルタイム勤務でもOK。決め手は「働きながらでも参加できる」こと

Tさんが「ポケマルおやこ地方留学」について知ったのは、Twitterで見かけたことがきっかけ。
お子さん達に良い経験をさせてあげたいという思いはありつつも、ご自身がフルタイムで働いているためなかなか時間が割けないこと、お子さんが小さく大抵のアクティビティに引率が必要なことなどがネックになっていたそう。

私たちの提供するおやこ地方留学では、日中子ども達だけで自然体験をし、その間親御さん達はWi-Fi環境の整った施設にてリモートワークが可能。お子さんがいる家庭でもワーケーションが行えるようプログラムを設定しています。
これがTさんの懸念していた点をすべてクリアできる内容だったことから興味を持っていただき、HPに掲載されていたイメージ動画にも心惹かれ、参加を決意してくださったのだそうです。

子ども達にとって「ゆかりのある場所」ができたことも嬉しい

お子さん達は岩手の大自然の中で、農作業や鹿の狩猟同行などを体験。
都会で暮らすTさんのお子さん達にとっては、きっと普段の生活の中では経験できないことばかりだったのではないでしょうか。
東京に戻ってきてからはスーパーなどで岩手県産の食材を見かけると自然と「あそこに行ったね」「こんなことしたね」と話に出ることが多く、"ゆかりのある場所"が増えたことも参加してよかったことの1つだとか。

鹿の狩猟にも同行いただきました

帰ってきてからも連絡を取り合う仲に。「参加者同士の交流」も生まれた

何度もリピートしていただけている理由の1つに「そこで友達ができたこと」とお話してくれたTさん。
一緒に過ごす中で参加家族と仲良くなり、今でも連絡を取り合う親密な関係性が生まれたそうです。
思い出を共有できる友達がいることで、岩手での経験はより色濃いものになっていくはず。親にとっても、子ども達にとっても、新たな繋がりが生まれるのは嬉しいことですね。

冬の岩手では、雪の中遊ぶプログラムも

筆者は今回Tさんにお話の機会をいただくにあたって、一番聞いてみたかったことがありました。
それが冒頭の「おやこ地方留学の魅力とは?」という質問。それに対するTさんのお答えは、ちょっと意外なものでした。

おやこ地方留学最大の魅力は、良い意味で「普段通り」なこと

普段通りの生活を知れること」。その言葉に込められた意味とは一体何でしょう。

比較的特別なことをしていない感じがする。そこにいる人たちの本当の生活を体験して、知れるところがいい。
とTさんはお話してくれました。

都心で暮らす人々にとって、自然は体験しにいくもの、遠くへ出かけて触れにいくもの。
ですが、その場所に住む人たちにとっては決して特別なことでなく、日常の中に山があり、川があり、海があって、自然の恩恵を受けながら命をいただいて暮らしている。おやこ地方留学を通して、そのことを肌で感じてくださったよう。

これこそ旅行ではなかなか得られない、地方留学だからこその経験、気付きなのかもしれません。
Tさんとお子さん達はこの夏、和歌山県にて海辺の暮らしを体験します。
海と共に生きる人々の「普通の生活」「特別でない毎日」をぜひ楽しんでいただきたいです。

2023年、おやこ地方留学は地域を広げ、よりパワーアップします。
今年もたくさんの方々のご参加をお待ちしています。


関連リンク
ポケマルおやこ地方留学

(取材/執筆:雨風太陽PR・西宮)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?