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【ポケマルおやこ地方留学】グルメの宝庫!山形の自然がもたらす食と文化に触れる6泊7日間—庄内プログラム(2)

前回に引き続き、この夏開催されるポケマルおやこ地方留学、庄内プログラムの内容とその魅力をご紹介していきます。

▼記事前編はこちら

庄内地域で体験!アクティビティ内容と宿泊施設をご紹介

▼どんな魚が捕れるかはお楽しみに。「定置網漁」を体験しよう

日本海に面する庄内エリアで、現地の漁業にも触れていただきます。「第十八仁豊丸」の船長・伊関さんと船に乗り、定置網漁を体験してみましょう。

漁船に乗って漁体験
少量多品目の魚が捕れる庄内浜

子ども達にとって、漁船に乗って海へ出るというだけでもワクワクする経験なはず。ポイントに移動したら皆で力を合わせて網を引き上げ、魚を捕まえます。

庄内浜の漁業は海岸線が短いことから少量ではあるものの、寒流と暖流がぶつかり合うことで多品目の魚が捕れるという特徴が。その日の海の様子によって見られる魚も様々ということなので、どんな魚が網にかかるかは現地で体験してみてのお楽しみです。

▼シーカヤックに乗って海中を観察&磯見漁を体験

庄内出身で地元の自然体験をコーディネートする冨樫さんは、自然体験・学習プログラムを通して、鶴岡の文化を広く伝える活動を行っています。こちらでは冨樫さんのレクチャーのもと、シーカヤックに乗って、海中を箱メガネで観察します。

シーカヤックに乗って海中を観察します

さらに伝統的な漁法の1つでもある「磯見漁」にも挑戦します。浅めの漁場で行われる方法で、箱メガネで海底を覗いてサザエなどを捕まえます。

伝統的な「磯見漁」にもチャレンジ

お昼は、磯見漁でゲットした貝や地元産の干物などを焼いて食べるBBQを実施します。午後は海で自由に遊ぶ時間を設け、鶴岡市の自然を思いっきり満喫していただきます。

▼「庄内鴨」の生産現場で、"命をいただく"を体験する

うまみが強く、香り高さが特徴の「庄内鴨」。鶴岡市・三井農場の三井さんは、庄内鴨を取り扱う唯一の生産者さんです。薬剤を使用しないオリジナルレシピのエサを与え、ストレスフリーな飼育環境にもこだわることが、庄内鴨の品質の良さにつながっています。

子ども達には農場で飼育される鴨のお世話から、血抜き、毛抜き、解体といった屠殺の現場も見学してもらいます。運営担当の松本さんは「パックに入ったお肉はすでに"食べ物"になっていて、そこから命を感じることは難しい。でもどこかで誰かが"生き物"を"食べ物"にしている。自分達が命をいただいているんだっていうことを認識できるというのが、こういった体験の意義だと思います」とお話ししてくれました。子ども達にとって、自分達が普段から命をいただいていることを実感する、貴重な経験になるはずです。

▼在来作物を味わう。「越沢三角そば」の手打ち体験

鶴岡市内の越沢地区には、100年以上前から作られ続けている「越沢三角そば」という在来作物があります。この実を製粉して作られたそばの大きな特徴は、香りの良さ。そんな越沢三角そばを自分達の手で打ち、伝統ある地域の味を体験していただきます。

自分の手でそばをこねて、切って、そば打ちを体験します

そば打ちは大人でも難易度が高く、子ども達に体験してもらうとそれぞれの個性が出やすいそう。それもまた魅力の1つだといいます。

慎重に細く切る子、太いそばが出来上がる子…それぞれ個性が出るのも魅力の1つです

▼人々の信仰の対象である出羽三山。地域に根付く「山伏修行」を体験する

出羽三山とは羽黒山、月山、湯殿山の総称で、この山々を信仰の対象とした修験道が古くから根付いています。その修行者のことを「山伏」(やまぶし)といい、山伏修行体験ではその一部を体験しながら、2446段の石段が約2km続く山道を山伏さんとともに往復します。

山伏修行の一部を体験

その他には山伏の食べる食事「壇張り」、「床固め」と呼ばれる瞑想などを通して、自分を見つめ直す修行を体験します。

現地の住民の方々には「この山々が地域を守ってくれている」という意識が根ざしているそう。古くから自然と共にあった独自の文化を体感してみましょう。

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家に帰ってから"山形"という言葉を聞いたら誰かの顔が思い浮かぶ、そんなプログラムにしたいです」とお話ししてくれた運営担当の松本さん。松本さんが自信を持ってお届けするポケマルおやこ地方留学が、7月末からスタートします。皆さんのご参加を心からお待ちしています!


▼関連リンク

https://oyako.travel/program/open/


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