生産現場を知る、生産者さんとつながる。和歌山県みなべ町での「雨風太陽らしい」ワーケーション
和歌山県は、日本有数の梅の生産地。6月の終わり、最高級ブランド「南高梅」の一大産地でもある日高郡みなべ町にて、雨風太陽メンバーがワーケーション、そして生産者訪問を行いました。
平日は海のそばのゲストハウスにてリモートワーク。ちょっとしたリゾート気分も味わいつつ、それぞれの業務に専念。部署の垣根を超え、社員同士の良い交流の時間ともなったようです。
そして土日の2日間を使って訪れたのが、紀州本庄うめよしさんの農園。参加者一同、想像以上にハードな収穫の体験させていただきました。
梅の生産、加工、販売までを行う「紀州本庄うめよし」さん
梅の栽培、梅干しや梅酒と言った加工品の生産、販売などを行ううめよしさん。一流百貨店や海外にも販路を持ち、自社製品をより多くの方々にお届けするべく奮闘されているそう。
農園ではみなべ町の名産品・南高梅のほか、希少な露茜(つゆあかね)という品種の梅、そして梅農家では珍しいという紫蘇の栽培までを行っています。
ポケマルでは梅干しの他にも、お試しサイズの梅酒ミニセットなども販売中です!
作業工程も多く、重労働な「梅の収穫作業」を体験
体験したのは木から落ちた梅を拾い、摘む作業。山の斜面で行うということもあり、不慣れな雨風太陽社員にはかなりの重労働だったよう。
さらに、6月頃に実る青梅は直射日光に弱く、日に当たり続けるとすぐに傷んでしまうため、どんな悪天候にも関わらず収穫しなければならないそう。身をもって収穫作業の過酷さを知り、改めて生産者さんへのリスペクトが生まれた貴重な体験となりました。
他にも収穫した梅の選定、洗浄、紫蘇を栽培する畑の雑草取りなども行いました。草などのゴミを手作業で取り除いてから、機械を使って洗浄、サイズ別に仕分けをしていきます。
この時、完熟梅を試食させていただいたという1人は、スモモやモモのように甘い梅の味に驚いたそうですよ。収穫作業を終えた後の、とびきりのご褒美ですね。
生産者訪問で、自分たちの仕事の意義を再確認
参加したスタッフの感想を一部ご紹介します。
「仕事は大変だし、生産物の出来は天候に大きく左右される。実際に作業を経験すると、本当に過酷な仕事なのだと実感できた」
「熱中症になったり、山の斜面での作業で怪我をしたりすることもあると思う。自分のようにそんな苦労を知らない人がほとんどだと思うので、それを伝えられるようにすることが、ポケマルのあり方の一つでもあるのかな、と思った」
「お年寄りには大変な作業なので、サービスやネットの力で若い人が来てくれるような仕組みを作って、地方や農業など盛り上げれることが出来たらと感じた」
今回の滞在、農作業の苦労を知ると同時に、自分たちの仕事の意義を再認識できた経験となりました。また、新しい製品づくりにチャレンジをしたり、販路拡大のために奔走するうめよしさんの姿は良い刺激になり、学びにもなったようです。
「生産者の声を直に聞くことができるのが、何より生産者訪問の醍醐味だと思った」という声もあり、生産の現場を知り、生産者さんとつながる、雨風太陽らしいワーケーションとなりました。
今後もこのような機会を通して、より多くの方々に一次産業、そして地方に興味を持っていただけるようなサービスを目指していきます。
今回ご協力いただきましたうめよしさん、ありがとうございました。
(執筆:PR 西宮)
関連リンク
◆生産者ページ:山西一善 | 株式会社紀州本庄うめよし
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?