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廃棄間近のアフロきゃべつ餃子400袋を救え! ー農家・坂尾英彦さんー

10月31日賞味期限の商品が大量に余ってしまいました、、、
このままでは2次廃棄となってしまいます、、、

商品ページより

千葉県銚子市でキャベツやとうもろこしを栽培する農家、坂尾英彦さんからポケマル宛に届いたSOS。

坂尾さんが栽培するブランド野菜「アフロきゃべつ」を使用した餃子「アフロきゃべつ餃子」が、賞味期限間近で大量廃棄の危機にあると連絡がありました。

「アフロきゃべつ餃子」と、銚子電鉄とコラボしたパッケージ違いの「ぬれ餃子」

スタッフが坂尾さんに賞味期限が迫った商品の在庫数を確認すると、その数なんと400袋。1袋15個入りのため、約4,500個の餃子が無駄になってしまう可能性がありました。(※商品ページ内では300袋と表記がありますが、実在庫は400袋だったとのことです)

※現在は販売終了しています。

ここまで在庫が増えてしまった理由は2つ。
今夏の売上が坂尾さんの想定を下回ってしまったこと、そして餃子を製造した3月と4月に「規格外のキャベツが多かった」ということでした。

夏の売上が想像以上に悪かったことと、
製造した3月、4月の規格外が多かったことが主な理由です!
ちょうど、冬のキャベツと春のキャベツの入れ替えのタイミングで、、、
出荷できないキャベツが大量にできてしまいます、、、
今回は苦渋の選択、赤字覚悟の販売ですが、今回をきっかけに規格外の野菜の現状や、美味しい、拘りのアフロきゃべつ餃子を知ってもらえたら嬉しいです!どうぞよろしくお願いします!

商品ページより

そもそもこの餃子、収穫すらされずに畑で廃棄されてしまうキャベツを有効活用した商品。坂尾さんは商品ページで下記のように紹介しています。

海が見える畑で作るアフロきゃべつ

■この餃子で使われているアフロきゃべつについて■
畑には収穫すらされずに廃棄されてしまう野菜が
あることを知っていますか?

アフロきゃべつ餃子 は畑で廃棄されてしまう
アフロきゃべつを主に使いおいしさを最大限に引き出す為に、
芯や外葉も残すことなく使いました。

この餃子がきっかけで産地ロスの現状を多くの方に
知って頂きたいと思っています。

商品ページより

「規格外品を無駄にせず、加工品に活用しよう」というコンセプトのもと作られた餃子がそのまま捨てられてしまうなんて、なんともったいない・・・

当社スタッフでも、なんとか販売に貢献できないかと思案。
検討の結果、坂尾さんとスタッフが連携し、過去に坂尾さんの商品を購入いただいたユーザーさんに、SOSのメッセージを送ってみることにしました。

メッセージには餃子の美味しい食べ方を記載。果たして、どれほどの注文が集まるのか、、スタッフもドキドキしながらその行方を見守りました。

・・・

そして、配信から2日後。坂尾さんからこんなメッセージが。

数日で、リピーターさんからの大量の注文が!
その後もオーダーは入り続け、なんと”10月31日賞味期限の商品、400袋”が完売したのです。

アフロきゃべつ餃子はユーザーさんからも大好評!
焼き餃子に水餃子、みなさん思い思いの調理法でアフロきゃべつ餃子を楽しまれていますね。

熱々ギョウザと冷たいビール、最高じゃあないっすか・・・・・
ヤバイ餃子。タベタイ。

生産者さんとユーザーさんが直接つながれるからこそ、今回のようにフードロスの削減に貢献できたのではないか、と考えます。そう思うと、とってもポケマルらしいエピソードですよね。

今後も、生産者さんと消費者さんをより多くつなげて、素敵な関係性を育むサポートができればな、と思います。

そんな坂尾さんのアフロきゃべつ餃子、現在も販売中のよう!
美味しくフードロスの削減に貢献できますよ。(ビール飲みたい)


坂尾英彦さん | Hennery Farm

  • 千葉県銚子市で主にキャベツ・とうもろこしを栽培。アフロきゃべつ・アフロコーンと名付け販売。

  • 「農業のマイナスなイメージを変え、次世代に誇れる産業にしたい」という思いから、消費者とともに「農業のエンタメ化」に取り組む。ブランド野菜「アフロきゃべつ」「アフロコーン」の販売、アフロのカツラを被って行う農業体験、畑でのヨガ、古民家での農泊、規格外野菜の商品化など多数の取り組みを推進し、農園には年間500人以上が訪れる。

  • 地元企業とのコラボ商品販売、地元行政のワーケーション事業への参画など地域を巻き込んだ活動も行う。

  • Hennery farm で栽培しているのは「夢」です!

(執筆:雨風太陽PR・仲野)

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