"お客さん視点"って?塾だけど塾じゃない「mineto」で、山口県美祢市の農家をプロデュース!
「生産者さんの魅力をうまくユーザーに伝えるには?」「ネット販売で商品を買ってもらうには?」
山口県美祢市での新たな取り組みを通して、中学生が奮闘しています。
美祢市の公設塾「mineto」で、中学生が農家をプロデュース
2021年10月、山口県美祢市に「mineto」がオープンしました。
塾生は放課後に「mineto」に通い、自分達でテーマを決定し活動をしています。過去にはJALとのコラボで観光マップの作成、mineto教室が入る建物の内装をチェンジしたり…塾だけど塾じゃない、中学生対象の公設塾です。(詳しくはこちらから)
地域にある課題解決を目指し実施された今回のプロジェクトには、協働者として雨風太陽も参加。テーマはずばり、「農家をプロデュースする」!
ポケマルに新規登録いただいた美祢市の農家さんにインタビューを行い、一緒に商品やプロフィールページを作って販売。その結果をもとに改善を施し、再度販売をするといった取り組みを行っていきます。
ご協力いただいた農家さんは橋本屋 あんの農園・阿武福子さん、桂岩ファーム・藤井直樹さん、農事組合法人 植柳ファーム・柴岡寛瑛さん。
9月に行われた初回講義では農家さんへのインタビュー、雨風太陽スタッフよりポケットマルシェのサービス、商品ページを作る時のポイントについてお話させていただきました。
ネット販売は対面販売と異なり、顧客は購入前に商品を直接手に取ることができません。そのため量やサイズ感をうまく想像できなかったり、品質を目で見て確かめることもできません。
そういったネット販売の弱点をカバーするために、売り手として大切にしていきたいことを「お客さん目線」をキーワードにレクチャー。
ユーザーのニーズを理解し、どんな情報を、どんな風に伝えていったらよいのかを考えてもらいました。
また別の講義では、農園を実際に訪問したりもしたそう。
これらの内容をもとに出品された商品がこちら!
(※一部売り切れ商品あり。植柳ファーム・柴岡寛瑛さんの商品は今後出品予定です)
今回のプロジェクトの最終的なゴールは「ごちそうさま投稿」をもらうこと。
ポケットマルシェは、ユーザーが生産者ページに感想を投稿できる仕様になっています。投稿欄は生産者への感謝の気持ちや「こんな食べ方がおいしかった!」といったアイデアで溢れています。
中学生が考え、発信した商品に、ユーザーからの感想は届くでしょうか。
初回講義にも参加した弊社担当スタッフに感想を聞いてみると…
「中学生ってこんなに自分たちで考えて進めていけるんだなと驚かされます。授業では、さっきまではしゃいでいた子たちが、インタビューの時間になると真剣に農家さんのお話を聞いていました。
こうして地域の学生と農家が交わる素敵な機会をお手伝いできていることがとても嬉しいです。」
真摯に課題に取り組む子ども達から、良い刺激を受けている様子でした。
本プロジェクトの報告会・振り返りは12月。最終的なゴールへと導けるよう、精一杯サポートしていきます。
(執筆:PR 西宮)
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