創詩。

 

こころの

目を

瞑り

 

メモリを

明け渡し

 

委ねる

 

わたしの中心よりも

少し遠くの

わたしへ

 

周囲が

ぼやけ

 

次第に

意識の中へ

 

浮かぶ

眺める

感じる

 

採る

見る

捨てる

 

次へ

次へ

繰り返す

 

何かと

繋げられるか

 

抽象と具体

連結と解放

 

繋がらなければ

破って

捨てる

 

溺れ

掬い

また 溺れ

 

捉え

捨て

また 捉え

 

ここに

あるのは

 

意思ではない

 

わたしのなかの

わたしが見せる

痕跡

 

わたしが見つめた

記憶

 

わたしが感じた

感覚

 

視点と

始点と

終点と

 

繋げ

刻み

落とす

 

価値などない

 

ただ

わたしの目が

ここにある

 


【蛇足】

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いつも本当にありがとうございます。大切な人をちゃんと大切にすることは、とても労力のいることです。お気持ちや、その手は、どうかお近くの大切な人へ。あと言葉も、是非。