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アラートが 鳴っているように 感じる ただそれは そう 感じるだけで 聴こえ…
いるはずの あなたは まるで ここに いないかのように つぶやく 確かに…
水平線で分かたれた 海と 空のように 認識の奥にしかないものを そっと 指で…
必要だからと 次から 次へと 片付ける やるべきこと と 何よりも 優先する…
愛情の かけらを 集める こと あるごとに いとしさを 集めて 溶かして…
空気抵抗さえ あれど 自由落下は 一定の速度を ただ 落ちていく 眼前に…
自分には 無理 そういったのは 春 だったか 夏 だったか 安易な決断 と わたしは笑ったし 安易に 引き止めもした 苦渋の決断 そんな空気は おくびにも出さずに 時が経ち 困難が増えるたび 「無理」が 積み重なるたび 想う 向いていない 感情が 邪魔をする 脳が 拒絶する わたしには無理だ が 引き出しに 溜まっていく あの時