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私は母に向いてない。

まーじーで妊娠と出産ならあと5回はできる
(気がする)けど自分が子育てに向いてるとは全く思えない。
産まれた赤子を死なせないことはかろうじてできると思うけど、家庭の中でそれを平穏にできる気がしない。

今日も、夫を言葉の暴力で殴ってしまった。

炎上覚悟で言う。
まじで自分モラハラ気質っすわ。
不機嫌で相手をコントロールしたくなるあたりマジものだと思う。
不満や怒りは相手に要点だけ伝えてささっと終わらせるべきなのに、私の場合は相手が最大のダメージを受けるであろう言葉を選びながらオーバーキルしてしまう。

※ここからはおおいずみさんの口調を思い浮かべてご覧ください。

例えば明日は母の日な訳ですよォ。
ホームセンターやスーパーなんかに行けばほら、猫も杓子もカーネーションですよ。
目につくところにたくさん売ってるよねェ。
それを見かけた夫はきっと思ったはずなんだ
『あー、母になって初めての母の日かぁ』って。
だぁからカーネーションとカスミソウの小さな花束をだ、この私に買ってきてくれたんだ。
母になって初めての母の日にカーネーションだよぉ?ずいぶん気が利いてるじゃあないか。

でも私の反応は違ったんだねェ。
ピンクのカーネーションの花束を見せられた私は言ったさ笑顔でね?ありがとう!って。
そこでねぇ、私がおもむろに一部を指差す訳だ。
そこにあったのは何だと思う?
知りたいか?キミ。えぇ?知りたいかい?じゃあ教えてやるよ。
なんと!そこにはカビが生えて腐り落ちかけている可哀想なカーネーションが一輪あったのさぁ。
夫はあちゃーと言ったねぇ。あたふたしていたねぇ。それを見て私は夫に冷たく言い放つ訳だ
『次は食べられるものにしてね』
酷い妻じゃないかぁあんまりだよそれはねぇ。
せっかく買ってきてくれたんだよぉ?
そんな素朴な夫にさぁ、なんッてことをしてくれるんだよ私は。
そして追い討ちに私は嬉々としてこんな話を語って聞かせたねぇ?
いやいやどうってことはないよ、よくある話だよ?

ある日夫は思う、いつも頑張ってくれる妻に何かプレゼントを贈りたいと。
そうだ、母の日だからカーネーションを買って帰ろう。
家に帰って夫は笑顔で妻にプレゼントを渡す。
でも妻はその花束を見て思う。
『あぁ、この花を花瓶に生けて、その水を毎日換えるのが私の仕事かぁ…』
優しい夫は感謝され、悲劇の妻には日々の家事に花瓶の水換えが追加されることになったのでした。
めでたしめでたし。

プレゼントを受け取った相手がそれをどう思うかって視点がすっぽ抜ける。
相手の立場に立ってものを考えるってことが苦手だよね。

ってそんなセリフまで追加しちゃうんだなぁこれが。
これじゃあオーバーキルだよ。
もう心臓に1発喰らってるのにダメ押しで頭に1発撃ち込むようなもんだよ。
絶対に生きて返すもんか!!!という強い意志すら感じるね。


※書いていてあまりに酷い行いをしてしまったことに驚いて某水曜どうでしょうのおおいずみさんの口調を真似てお届けしました。
おおいずみさんはこの件とは全くの無関係です。


今後の対策としては、自分の中にボヤきを常に言いまくるおおいずみさんを居住させて、何か少しでも面白く、相手を傷付けずに不満を言う術を身につけたいと思います。

反省してねェな?って思ったろキミ。
ちがうんだよ、こんな表現にでもしないと酷すぎて吐き出せないんだよ。
吐き出さなきゃいいだろって?
バカを言うんじゃあないよ、こんな毒なんか吐き出しもできなかったら死んじゃうだろ。

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