みんな言うよね。横との繋がりは大事だって。でも私は…的なやつ。

今回のポコチャ配信では言わないようにしてたけど
私は数年前までソロで活動していた地下アイドル。(なのかな?笑)

実績は……んー。ソロワンマンでMAX動員35人(30人だっけ?)って感じ。とても感謝しています。

共演者さんも5人程来てくれたけど、殆どがライブとかをしていない純粋なお客さん(演者仲間とかじゃない)
※私が甘えて胡座をかかないようにファンとは呼ばない

ライブに来てくれた人達は
私にとっては本当に本当に大事な存在。
挫けたとき自信をくれる存在だった。

だってこの人達は「相互関係」で来てくれているわけじゃない。私のためにお金と時間を使ってくれている。そんな人達が応援してくれたから10年間続けて来れた。しかも、この純粋なお客さん達を前にライブをすることが、デビューから1年半集客ゼロだった私がずっとずっと憧れていた景色だった。


活動当初、事務所からは「ライブ仲間を作ってお互い応援し合うといいよ」とアドバイスをもらっていた。
けど、それに違和感があってやらなかった。

だってそういう会場って内輪乗りが激しいし、失敗しても何しても会場は温かい。ライブというより「ライブごっこ」にしか見えなかった。

勿論それが自分の純粋なファンで、ファンだからこそ演者をイジるような空間なら良いけど、そうじゃない。ただ内輪乗りが激しいだけ。それを「今日も私が盛り上げたー!」みたいな感じを醸し出されるのに違和感しかなかった。

それに事務所の他の子達は「今月も忙しくて」というが、スケジュール帳が誰かのライブに行くことだらけで、自分のライブは1回くらい。「お金もキツくて」って当たり前じゃん。でも「そうしないと自分のライブに来てもらえないから…」と言っていた。

絶対なんか違う…。

そんな私は場数を増やしたいのと、名前を知ってもらいたい考えが先行していたので、集客ゼロでノルマ代を支払うことになるけどライブ出演を優先した。勿論同期とかには声をかけず…。

だって私がしたいのは本当のファンの前でライブをすることだったから。

でも横との繋がりを大切にしていた人達も「○○ちゃんの紹介で〜」と、雑誌の隅に載ってたり、大きな箱でライブをしていて正直羨ましいとも思った。

そこから縁あっていろんな事務所の入退を繰り返すも、全事務所必ず同じ所属者や先輩のライブに行かせようとする。それが正直しんどかった。

※保育園にすら馴染めなかった私が集団行動ができるわけないw↓↓↓中盤くらいw

フリーで動いていた期間も長いため「この時間無駄なぁ」と正直思っていた。別に誰かに紹介してもらえるわけでもなく、挨拶に動く事も禁止され、ただ先輩のライブを観るだけ。傍から見たら「先輩大好きっ子☆」だけど、殆ど先輩と話さない。担当と先輩の中身のない話をただただ聞かされる反省会…。

ブログに「先輩素敵だった!」「私もこうなりたい!」って形上書くけど何してるんだろ…っていつも思っていた。

結局事務所を抜けてライブの主催者さんやSMSのDMから繋がりを増やして、私なりに自由にいろんな活動をさせてもらった。
(ライブは勿論、撮影会、ラジオCD、ネットTV/ラジオ、フリーペーパー、Kindleからエッセイ、通販番組、地上波のバラエティ……は殆どカットされたけどw)
勿論事務所きっかけで出たライブの主催者さんの紹介とかもあるから事務所所属が無意味とは言えない。寧ろ事務所に入らなかったら地下アイドルなんて知らなかった。だから感謝はちゃんとしている。

けどこれらは「共演者との横の繋がり」で得たきっかけではない。横の繋がりを唯一優先にしたせいで、当時大切だったバイト先の忘年会に行けず、みんなの写真に泣いた。
(因みに横の繋がりを優先させて参加したイベントは、8●3みたいな団長が舞台の公演中にも関わらず好き勝手ステージに上がり、滅茶苦茶なストーリーにしていったのに、公演後の反省会の時「お前らはシナリオが作れていない!」と怒鳴り散らして1人ずつ団長に謝罪をすると言うカオスな夜)


↑あ…これ……愚痴w




相互関係を大切にする人達には毎回言われた。
「みんなで上に上がろう」と。

この「みんなで」に毎回引っかかる。
これは「売れたら私を紹介してね!私もアナタを紹介するから!」みたいな話に聞こえるから。

勿論販売戦略であるよ。そういうの。
でもなんか当事者が言うと他力本願に聞こえるんだよ。

あとは「抜け駆けは許さない!みんなでって言ったよね?」みたいな。現にあったけどね笑



そんな経験をしている私は今
沢山の人達のアドバイスにある「リス活」をしていない。勿論勉強のために枠は回るがサブ垢だ。

私の自己紹介記事を読んでくださった方なら分かるかもしれないけど、愛に飢えている私が上辺だけの仲良しになんて耐えれるはずがない。

「今日はなんか気分が乗らないな……でも配信しなきな……でも来てくれる人達……みんな相互だ…」って落ち込む要素しかない。

勿論相互でも時間やアイテムを使ってくれる訳だから感謝しなきゃだけど、その人達は私を目当てにしているのではなく、後ろにある「私からのお返し」が目当てなだけ。私が行かなくなれば来なくなる。そんな関係に100時間費やすなら、私は私を純粋に応援してくれる人に100時間費やしたい。そのほうがお互いのことをもっと知れる。思春期にバーチャルな世界のお友達と深く付き合ってきた私だからこそ、そう思うのかもしれないけど…。顔や声、本名なんて知らなくてもちゃんと繋がれるって知ってるから。

因みに相互関係でも仲良くなれる人も現にいると思う。感覚的にはサークルとかそういう仲間感覚なんだと思う。それはそれで経験をしてことがないから羨ましいし「楽しそう」と思う。ただ私の性格には向いてないだけで。

だからS帯に上がって、将来的にライバーのサポートをする仕事についたとき「枠周りが苦手でも、ちゃんと配信を続けていれば、アナタの事を好きって理由で来てくれるリスナーさんにきっと出会えるよ」って伝えて上げるのが目標。そのために今は私がライバーとして沢山経験をしようと思う。今来てくれるリスナーさんとこれから出会えるであろうリスナーさんと。



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