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【宝塚観劇記録】雪組・双曲線上のカルテ

和希そら主演の双曲線上のカルテを観た。
しかもめちゃくちゃ前の席で緊張した。
予習を全くしていなかったので、1幕でハンカチが必要かどうかを友達に聞き忘れてしまった結果、1幕ですでに大変な目にあった。

これから観られる方、1幕からハンカチとティッシュを用意しておいてください。

役者が良かった

めちゃくちゃ、めちゃくちゃ和希さんが良かった。雰囲気も色気も、フェルナンドに必要な要素が備わっていた。
退廃的すぎることがなかったから、モニカに惹かれるのが共感できたし、最後の切なさまで説得力があった。暗くなりすぎなかったのは、和希さんの役作りゆえかなと感じた。
いやーほんとに。
和希そら最高。
謎のメガネもタバコも開襟もコートも(コートって真風さんだけのものだと思ってたけど違った)白衣も最高。
涙が、、で本当に涙を流したのを見てぞわぞわした。すごすぎる。

個人的に好きだったところは、まあ全部なんだけど、『もう少しこのままで…』っていう場面が、、本当に切なくて…声もなんだかよく聞いたことがある和希さんの声じゃなくてやられた。
本当に、この作品を和希そら主演で観ることができて良かった。

華純沙那ちゃんのヒロイン力よ!
前から可愛いなとは思っていたけど、可愛いだけじゃない愛され力が強い人だと思う。華があって、小柄なのに目がいく。
健気な中に強さも感じる、本当に明るいひまわりのような姿なの。もーさー、こんなんみんな好きになるわ。
っていうほど!!
最後の子どもが出てくるところでも、全然違和感がなくてびっくり。
何より和希さんとすごいピッタリで…真ん中で見たいなぁと思わせる方でした。
モニカ最高。

縣くんが大人!
フェルナンドとの対比がすごくよく出ていた。フェルナンドとは思ったほど対立していなくて、あんまりインパクト無いのか?!と思いきや!ぜーんぜん!!!
若さゆえ、真面目ゆえの医者の姿が体現されていて、そこに熱さが加わってとてもいい医者だった。
あの役は役者さんが変わったらかなり表現方法が変わりそうなお役だなと思ったの。ちょっとだけ、眞ノ宮くんのランベルト先生も見たかったな。そのくらい興味をそそられる人物像だった。
五峰亜季さんと遊んでるのがすごい面白くて。ランベルト先生が、ただ真面目なだけじゃないのか!っていうのが、後々フェルナンド先生と協力しながら患者さんに対峙していく柔軟さが見られてたなと思う。

久城さん最高。ほんとにいそうな放射線技師。特に縣くんとのお芝居で感じたんだけど、あんなに学年差があるのにこんなに自然なことがある?!っていうくらいに自然にそこにいた。
先生じゃないのよね。
あの髪型もめちゃくちゃ良かった。なんか、あの病院の放射線技師ってパーマしてそうやん?そもそもあすくんのお顔が好きというのがあるけど、大変にお似合いで、台詞の喋り方も何もかもが、和希そら、縣千との場面ですごく自然だった。

今回ね、莉奈くるみちゃんが大活躍やってん。私の中で。どの場面にも出てるかな?っていうくらい色んなお役で出ていて、しかもキャラクターが全部違うってゆー…。
本当にびっくり。カタリーナ(カタリーナとフェルナンドのキスシーン最高。和希そら上手すぎ)とチェザーレ宅のお嫁さんは同一人物ではないよ。雪とも違うよ。
感動した。
今後通し役で色んな表情が見られたら嬉しいな。

あんこさんのボーナも、とても良かった。優しい奥さん…が、最後に強くなるのが、見ていてとても伝わってきた。怒りとか悲しみとか喜びとか、人の感情を全部出さないといけないって大変じゃない?ほんとすごいよ。

眞ノ宮るいくんのオペシーンは圧巻。眞ノ宮くんにしかできなくない?あのシーン、代役のときは誰がやったんだろ…って気になるくらい眞ノ宮くんだった。
欲を言えば本編での活躍がもーっとみたかったかな。一言くらいしか台詞がないのに(それもアドリブだったのかも)笑いを誘うのは、間の取り方言い方が上手だからでしょ?次回が楽しみ!

五峰さんが面白くて最高だった。調子が戻っていたようで何より。誰と絡んでも面白いってどゆこと?楽しそうすぎるし。
そう、五峰さんって生き生きしてるよね。素敵だと思うわ。

ダンスが素晴らしい

和希さんの裸足のダンスの時に、孤独を感じつつも人を求めているさま(解釈違うかも)がぐいぐい伝わってさ。胸に迫るダンスだった。悲しい。泣けた。

そして、ひまわり畑の模擬デュエットダンスも良くて…😭モニカと息子と…すれ違う…でも隣りいるダンス…
個人的な感情もあって、本当に素晴らしかった。

最後の男役群舞とデュエットダンスも良かったー!
今回はフィナーレがあってありがとう💓と感謝でした。あんな切ないでも温かいでも悲しい…複雑な気持ちでは帰れないよ!!!ってなったから。フィナーレありがとう。
縣くんがかっこいい人だった。クールな人だった!!
和希そらがかっこよかった!!セクシーだった!!

デュエットダンスは、和希さんのキレが良すぎて音が聞こえるかと思った。礼真琴か?華純沙那ちゃんとの相性が最高で、本当によかったわけ。マジで大劇場で観たい。
あー神様ー。


こんなわけで、大号泣で素敵なお芝居を観た。

友達は初演を見た時、特に心に残らなかったらしいからどうして再演したのか不思議だったらしい。でも、この和希そらが見たかったんだよ!ってな感じで私は超納得。
しかも演出も心地よくてあんまり文句ないよ。

私は予習をしてなかったからさ、渡辺淳一の原作ってことを開演アナウンスで知ったのね?だから、『え…大丈夫かな…』って心配だっての。失楽園、泪壺、愛の流刑地くらいしか読んでないんだけど、私の好みでは…ない…。
でもさー、読みたいと思ったよね。無影燈。しかもさ、舞台は日本らしいね?渡辺淳一原作かー。じゃあ最後死んだ後に子どもできるかな、って思ったら成長した子どもがでてきたね。あの場面は好き。
何でイタリアにした?病院名言いにくいぞ?謎…あと、一瞬石田昌也宗が残る場面があって(私は相性が良く無い)それも謎だったし、最後のチェザーレは声だけでええやん、って思ったし、そもそも双曲線とは…かっこよさげなタイトルだが、全然わからんけど…本に出てくるのか?カルテは安易じゃ無い?それに歌謡曲数曲出てきたけど、昭和?なのはいいとして…なんで?ここで?
などなど、良かったが故に文句もあったけど、でもやっぱり、総合して、良かった。
それは和希そらがよかったからかもしれないが、まぁでも、いいよね。
なんか思い出すだけでまた涙が出てくる。

和希そらさんって観るたびにまた観たいって思っちゃうよね。
あー。
帰り道、いろんな未来を想像した。

あー。

あー。

今日の夢に出てきますように。

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