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幸せでいて欲しい、幸せであって欲しい〜ME:Iのデビューに寄せて〜

2024年4月17日。オーディション番組中からずっと応援してきた推しがデビューした。

もう新しい推しは作らないと決めていたにもかかわらず、始めて見た時から気になって仕方がなかった子だ。

「雷に打たれたような衝撃を受けた」
という言葉を見る度に、そんなことある訳ないと思っていたが、彼女のオーディション番組での初めてのパフォーマンスを見た瞬間、雷に打たれたような衝撃を受けた。
パフォーマンスの中で「歌」とか「ダンス」とか「表情」とか、わかりやすいスキルが特別に秀でている訳ではなかった(顔はとっっっっっても良い)が、何ががとても良い。気付いたら夢中になっていて、気になっていた子が推しになった瞬間だった。

オーディション期間中、このオーディションでダメだったらSNSも始めず、もう表に出てこないかもしれないと思っていた推しが今、テレビでキラキラしている姿が嬉しくてたまらない。

普段通りの生活をしていて、テレビから聞き覚えのある声が聞こえると思ったらdocomoのCMが流れていたり、たまたま寄った本屋にME:Iが表紙になっている雑誌が何冊も置いてあったり。そんな、普段の生活に、大好きなグループが現れることが嬉しいし、誇りだとさえ思う。

この先オリジナル曲がたくさん増え、11人の声が入っている音源を当たり前に感じてしまう日も来てしまうかもしれない。でも、TOXICの音源で始めて推しの声を認識できたあの感動を忘れたくない。限りある人生の中で、アイドルに再挑戦してくれた子、アイドルになろうと一歩を踏み出してくれた子、諦めないで挑戦し続けてくれた子の作品を大切にしていきたいと心から思う。


そして、彼女達のこの先何十年と続く人生の中で、私たちが知ることができる部分、見ることができる部分って流れ星のように一瞬の輝きで、儚くて、大切で、出会えたことが奇跡とも言えるようなものなんだと思う。

アイドルに救われて、引き上げてもらってやっと生きられるような生活ではなくなったけれど、「あ、あとちょっと頑張らなきゃな」ってひと踏ん張りが必要な時に頑張る理由になってくれて、ゴールテープ数メートル前でドンと背中を押してくれるような、そんな存在が欲しくなった生活。
そこで「夢を見たいなら希望になるよ」って言いながら現れた貴方達だから、応援したいし、一生推すなんて無責任な言葉を言いたくないくらい、大切にしたいなって思う。

デビューしたてのアイドルに言うことじゃないかもしれないけど、アイドルの人生は限りがあるもので、限りがあるからこそ美しい。

でもね、もう少しだけ長く夢を見てもいいかな。欲を言えばこの先の未来もできるだけ長く11人が幸せにアイドルをしているところを見させてくれないかな。

一オタクの願いにすぎないけれど、やっぱりそう願ってしまうくらいに、11人全員が大好きです。

遅くなってしまったけれど、デビューおめでとう。この先のMIRAIに幸あれ!



〜あとがき〜
デビュー日に出したいと思い、デビュー日前から書き始めていたのですが、思いの外仕事が忙しく気付けば5月に入っていました。
書きたいフレーズ、何気なく生活していて出てきた感情を少しずつ書き足して、構成し直してを繰り返していたのであまりまとまりがない文章になっていたかと思います。
忙しない日々の中で、突然バカデカ感情が生まれるのも、ポエマーのような言葉が浮かんでしまうのも、それだけME:Iのことが、佐々木心菜のことが好きだから…という都合の良すぎる解釈をして、この記事の締めにしたいと思います。また気が向いたら、書きたいことが出てきたら何か書くかもしれません。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

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