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2021これ面白かった!(後編)

⚠前編はこちらから

早速後編です(^^)/
ハートフル映画から始めたいと思います。



各部門

  • アクション 

  • アニメーション

  • サイコ

  • サスペンス

  • 恋愛

  • ハートフル

  • 重すぎる

  • ドキュメンタリー

  • 大笑い

  • 私的映画賞



ハートフル

リトル・プリンセス/小公女(1995)

気品高き、小さなお姫様の物語。
原作、それに関連するものも全く知らない中見ました。
僕のお家にあるプロジェクターでお菓子とジュース両手にニコニコしながら見始めたはいいもの、どんどん雲行きは怪しくなってし、辛くて涙はでてくるし、、、😢

僕の母はインド圏出身で、インドにも何度か足を運んだことがあります。
インドでののびのびした暮らしが描かれている場面は不思議とにこやかにな気持ちになりました。彼女も天真爛漫な性格に育っていきました。しかし、ニューヨークの寄宿学校に入学してから彼女の暮らしは二転三転します。逆境にもめげずに自分らしく生きることは怖いことではないということを改めて感じた映画でした。
ここ数年損得感情で動くことが多く、今場の風がどこに吹いているのかを常に読むことが癖になっている状態です。また、効率厨でズルしてでも近道を選ぶようになっていました。どちらもある程度はよいと思いますが、それ以上は自分の身を滅ぼしかねないなあと思いました。

この映画は、子供の豊かな想像力を描いている作品でもあります。
想像力は子供を成長させ、今後立ち向かうであろう現実に直面できる強さをもたらすのです。幼少期に不用意に何かを縛らせたり、無理に規制してりすることは本当によくないことだと考えさせられます。
子供の想像力はものすごいものです。僕にはもう手に戻ってこないもの。自分も汚い心を少しは変えようと心がけ、物事を他方から考えられるような人間になりたいです。

僕は21歳でこの映画を見たけれど、もっと若いうちに家族で見る映画にぴったりだと思います。子供の接し方についてもう一度考えるいい機会になるはずです。そして大人は子供を尊敬することを忘れてはいけないなと思いました。




重すぎる

花束みたいな恋をした(2021)

この手の邦画が大っ嫌いって言いながら、
南瓜とマヨネーズも愛がなんだも窮チーも見てる私。
大体つまんなくて見終わった後に、あぁやめだやめ。もう日本のよくわかんない恋愛映画は見ないぞ、、と思いながらポスターが綺麗で今回もなんやかんや見てしまった。
実は友達に誘われて、新宿のTOHOで朝10:45の回を見ている。
面白いから、その直後に書いたであろう感想をそのまま引用しようと思う。

前の日にホストクラブに行って散々飲み散らかした次の日の朝10:45から始まる回を、歌舞伎町のど真ん中にあるTOHOでこの映画を見た。この場所でこのタイミングに見たせいでずっと泣いていた。
夜職のキャバクラを始めてから、男の人に対する考え方が1から10まで変わってしまったと思い知らされた。ホストじゃないとダメな私に、この映画の主人公達は私にはもう戻ることができない純粋な恋愛をしていることが羨ましくて仕方がなかった。
お互いの価値観のズレが生じ始めたあと、二人は自分の意見を曲げなかった。すごくかっこよかった。
私自身がどれだけ汚らわしく、そしてどれだけ汚くてしょうがない相手にお金を払って大切にされているか、辛くなってしまって涙が止まらない。けれどもう一度持ったこの感情を戻す事はできない。
できれば多くの人が外見や風貌に惑わされず、自分の運命の人と出会えたら素晴らしいことだと思う。醜い私にはもう不可能な恋愛が描かれていたんだ。きっと他人とは違う感想だと思うけれど、純粋に2人が羨ましかった。

昔ライブハウスで働き、無謀な夢を掲げるバンドマン達を応援することがすごく好きだった。それこそきのこ帝国のクロノスタシスは思い出ばかり詰まった曲だ。
あの頃はなんでもできる気がしていた。
自分でライブを企画し、自社レーベルを建てたいなどの夢を軽々しく語り、将来が明るいことを信じてやまなかった、今の自分と比べて生き生きとしていた。
人よりも多くの感情を持つことは時には残酷だが、それでも私は鈍感な人間よりはずっとマシだと思っている。
君が思っていることを、私だけは分かってあげたい。
そう思ってずっと生きていきたい。

あの日の自分より

この映画を見た日、12時間以上飲酒して見に行ったから情緒不安定だったのは確かだった。見終わった後もぎゃんぎゃん泣いて友達が韓国料理屋まで連れてってくれたのに辛ラーメン食べながらずっと泣いてた。
僕はもう水商売を一応辞めたし、ホストクラブも通わなくなったからこの時の気持ちとはまた別の心でこの映画を鑑賞することができるはず。手放した感情はもう二度と戻っては来ないと、森博嗣大先生もおっしゃっていた。

しかし、僕はもうこの映画を見たいとは思わない。僕にとってこの映画はあまりにも残酷で、重すぎて、1か月くらい引きこもってしまいそうだから。不思議と恋愛映画にも、ハートフル映画にも取り上げたくなくて、間違いなく僕の中の重すぎた部門ノミネート。



ドキュメンタリー

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017)

自分と言う人間の最近は、将来はこれをやりたい!これになるぞ!と言う大きい夢も小さい夢なく、今これが欲しいから明日買いにでも行こう!などのちょっとした望みもなく。

なんとなく人生楽しくここまでやってきて、一人娘の癖に割と自由にやらせてもらえたお陰で、酸いも甘いもある程度は(と言っても22年しか生きていないのであれだが、少なくとも自分の通っている大学の生徒の中では)波乱万丈の生活であったと思いたい。
その寄り道の多い人生の中で、私自身これから大学卒業したのち近い将来どうしようか、と考えていた時に出会った作品です。

ライ麦畑でつかまえて作者で有名であるサリンジャーの一生を描いた自伝映画です。このジャンルはかなり賛否両論別れるこのが多く、私も進んでみることはあまりしないのですが、サリンジャーについて私自身全く知らなかったので見ることにしました。
タイトルの通りサリンジャーと言う人間は本当に異端児で自分の芯を曲げない強い心を持った方のお話でした。
その上で、まず初めから自分の意見がない私からすると、自分のやりたいことが明確に見えている人生はすごく羨ましいと感じました。さらに、意見を持ち続けると言うことは自分にとても自身があるということだから、そこまで自分を信じられることは素晴らしいことだと思いました。自分の意見を突き通す人生だから、うまくいくことばかりではないというか壁にぶち当たりまくりの人生が描かれていましたが、それでもやりたいように最後までやる彼に自然と涙があふれて止まりませんでした。

とりあえず視野を広く持って固定観念にとらわれず人間らしく生きていこうと、そんなことを実感させられる作品でした。


大笑い

ウェルカム トゥ コリンウッド(2002)

もともとコメディやギャグ映画は全くと言っていいほど見ない方です。たぶん海外の逆センスが自分の肌と会わないのかもしれません。もっと英語ができるように頑張ればいいのになあ、と自分で毎日思ってますが単語帳を開いては閉じての日々が続いております。

そんな私がなぜこの映画を見たかと言うと率直にサムロックウェルが出てるからです。私は10代の時、グリーンマイルのワイルド・ビル・ウォートン役を見てから今日までずっとサムロが一番好きな俳優さんです。客観的に見て、この映画のサムロは滅茶苦茶ハマり役だと思うし、テンポもよく軽い気持ちで見れるのがおすすめポイントです。水戸黄門みたいにオチがしっかり分かり易いのも安心して見れるので気負いせずに見れます~~

ちなみにサムロのビジュが一番いいのはこの頃の年代だと思います。本当にかっこいいです。全然関係ないですが、ビジュが一番好きだった映画は2000年のチャーリーズエンジェルです。特に、前半のシーンのサムロは性癖にぐっさ~刺さるので私はかーなーりー鬼リピしました。
ほんとは今アメリカで舞台やってるので見に行きたくてしょうがないのですが、しょうがないのでレスリービブのインスタ見てニヤニヤしてる日々です、、、



私的映画賞2021

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017)

と言うことで、私が去年見て一番感動した映画はこちら!でした!
自分は劇場ではなくサブスクライブで見ましたが、リアタイすればよかったなあと思うほど本当に素晴らしい映画でした。自分と言う人間とその周りを取り巻くすべて、そして将来、今後の自分とさらに向き合うことができる映画ではないのかと思います。
是非気になった方はご視聴ください!


では、今回はこの辺で~~
だいぶ期間が開いてしまったのでまたぼちぼち、
最近は半年ぐらい時間ができたので、絵描いたり、歌ってみた取ったり、あとは就活をゆる~く始めてみたり、TOEIC取らなきゃなと思ったり、あと映画も見てます!

全部書きたいのでまた!

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