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【VRChat】VR初心者のフルトラ装備【備忘録】

ビーセイでかわいい狐っ子が踊りながらプレイしてる映像を見て、「機材何使ってらっしゃいますか?」と聞いたところから始まったVRせいかつ

VRChatにて全身トラッキングをした初心者の装備と、
その書簡を記しておきます。


はじめに

はじめてのVRゴーグルはQuest2で、ここにフルトラ機材を追加導入した、VRChat目的で全身トラッキングすることを目標にした装備紹介です。詳しい設定方法はこちらを参考にさせていただきました。


※当方VRしょしんしゃのため、名人様におかれましてはこれが最善の装備ではないことをご理解ください。
(この記事は2022/3/31に書かれています。)

使っているもの

HDM(VRゴーグル)Oculus Quest 2(128GB)
腰/足トラHTC VIVE Tracker2018 ×3コ
ベースステーションVALVE INDEX BASE STATION 2.0 ×2コ

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【HDM:Oculus Quest 2(128GB)
価格:37,180円(送料税込み)

いわずと知れた「今VRゴーグル買うならコレ」の、クエスト2。安いし性能がそこそこ良いのでコスパ最強らしい。
インサイドアウト方式で空間を認識するので、ベースステーションという外部カメラを別途買う必要はない。
VRゲームやコンテンツを利用する際、基本的にはPCとつなぐこと(PCVR化)が一般的だが、クエスト2には、PCを必要とせず、この機材単体でプレイできるゲームやコンテンツがある。VRCもPCがなくてもプレイが可能(一部機能が制限されます)
また、wifiによる無線通信が可能なので、PCVRモードにしても無線でリッチなVRゲームが楽しめる。さらに、この無線という環境を利用して完全無線全身トラッキングができるが、この記事では紹介しない。
VRCをVRで楽しみたいのならこれだけ買えばいい。また、PCにつないでプレイする、PCVRモードで遊ぶなら128GBで大丈夫だとおもう。


【腰/足トラ:HTC VIVE Tracker2018
価格:ひとつ 12,731円(税込み)×3(38,193円)

家でのトラッキングや個人VTberさんがよく使う、全身トラッキングするならこれ!がこれ。外部のセンサーで位置を把握しているらしい。VRCでは現状6点トラッキングに対応しているため、腰と両足で計3つ購入。
今回購入した2018というバージョンは生産が終了しているので買いづらくなっている。稼働時間が伸びて、軽量化した新型のほうがおすすめだけど、こちらも人気商品のため在庫切れや価格の高騰がみられるので公式ショップや正規代理店の入荷情報をしっかり追うことをおすすめします
外部センサーであるベースステーションを必要とするけど、同じ会社から出ているHMDを買うとついてくるので、全身VIVEシリーズも可能。後述するベースステーションに互換性があるらしい。


【ベースステーション:VALVE INDEX BASE STATION 2.0
価格:ひとつ 21,780円(税込み)×2(43,560円)

トラッカーを認識するための機器。トラッカーはHTC製だが、中身が同じらしいので互換性がある。少し安かったのと、HTCVIVEのベースステーションは売り切れていたためこちらを購入。
体を挟む位置に2か所あると死角が減るため2個購入。最大4個まで置けるらしい。

そのほか
トラッカーひとつにつき、USBポート(2.0)をひとつ、計3つふさぐため、USBハブを買うといいかもしれない。
ベースステーション用のコンセント穴と、トラッカーの充電の電源も考えると、タコ足とかも必要かもしれない。トラッカー充電のコード(micro USB)も付属のコードはドングルに使用するため、別途3本用意したほうがいいかも。


トラッカーの装着具制作

有識者がまとめてくださっているこちらを参考に、できるだけ安く、洗濯可能、ある程度見栄えよくを目指して自作した。(全部で1000円以内)

使ったもの
・トラッカー本体
・ミニ三脚(100均)
・腰サポーター(100均)
・足首サポーター×2(100均)
・マジックテープ(カインズホーム)
・アルミ板
・アイロン接着フェルト
・さら小ねじ(カインズホーム)
 ├ワッシャー
 └ナット

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【作り方解説:腰】
ダイソーの腰サポーター(300円)を基盤にして作る。

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ヘアゴムや結束バンドで固定するやり方もあるようだが、ベルトを洗濯できるようにしたかったため、器具を自作した。
ミニ三脚の足を捥いだものを土台にしたのは、腰トラッカーは体の影や腕で干渉しやすいので少し高さがあるといいと見かけたため。
トラッカー自身に、三脚ねじのネジ穴があるためぴったりはまった。(1/4インチの三脚ねじ穴)
サポーターの裏から、ぐらぐらしないように家にあったアルミ板を加工して土台とした。

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またこのアルミ板とベルトがぱかぱかしないようにマジックテープをつけて、アルミ板の裏からねじで三脚を固定している。

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【作り方解説:足】
ダイソーの足首サポーターを基盤にして作る。

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腰とは違って高さはいらないので、サポーターから直接ボルトとナットで固定した。
こちらも腰と同様にアルミ板を付けた(足の甲にあわせて曲げた)ので、ぷるぷるしない。アルミの板が直接足に当たるわけではない(わっかに足を通す)が、見栄えが悪いのでそのうち布でカバーをつけようかなと思っている。写真の赤い三角は、右足ですよ~のやつ

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腰サポとちがって、こっちは100円の布の薄さを感じたので、穴が広がらないように、ネジ穴周りに小さく接着フェルトを張っている。
また、これに使用したボルトは、トラッカー関連でよく買われているものだと少し高かった(4つで1000円)ため、カインズホームの物(5つで118円)を使用した。

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靴に固定するやり方もあるらしいが、今回は厚手の靴下を履けるようにベルトタイプにした。が、装着のしやすさは靴に固定する方に軍配があがると思ったので、いい感じの靴があったらそちらも作ろうと思う。


以上しょしんしゃの装備でした。
とりあえずで作ったものたちなので随時アップデートされるかも…
ここまで読んでくださって感謝
ほな

その後の話(2023/09)

ベルトを自作してから一年と半分が過ぎたのでその後どうなったかの追記。

腰ベルト

まだ生きてる
土台とトラッカーを繋げる部分のネジがちょっと緩くて、腕が当たるとトラッカーがぐるっと回ってしまうので気を付けないといけない。
ベルト部分は伸びたりはしてないっぽい

足ベルト

ベルト部分がビヨビヨになってしまって、巻き回数を大きくしてギリギリをベルクロで止めていたけど、それでもビヨビヨなのでちゃんとした製品に買い替えた。
https://market.intofree.world/products/eoz_foot_v2
EoZから販売されてる、足ベルトが最近新しいバージョンになったみたいでそれを購入
足のサイズは24cmで甲が高い足だけど全然余裕で装着ができて、フィット感が心地いい(いままでビヨビヨだったから…)

VEVEtracker2018を装着

ツイートで「2018だとはみ出るかも、小さいtracker向け」とみたけど…
確かに本体ははみ出るけど、はみ出た部分は足とぶつかる事は無いので特に気にならない。
足の裏にぐるりと通すベルトと、足首の部分に柔らかめの平ゴムが使われているのでここの耐久(ビヨビヨになるか?)が使っていくとどうなるかなーという感じ。
左右は書いてないのでどっちの足でも使えるらしいけど、Footに回したゴムの留め具が外側になるようつけるのが正式っぽい

ちょっと値は張るけどちゃんとしたやつ最強ってコト…