見出し画像

職域接種の決定と、後期授業の方法

待ちに待った職域接種が決定し、本学でも実施する運びとなりました(1回目:9/6~)。

ニュースでも話題ですが、ワクチン供給が滞り、職域接種を諦めざるを得なかった会社や大学も沢山あったようですね。

対面授業が重要である美大にとって、ワクチン接種は大袈裟ではなく「美術教育を失うのか、存続させるのか」と言うことなのだと、本学は受け止め、実現に動いて来ました(もちろん、ワクチン接種は強制しません)。

何よりも、医師・看護師の先生方を派遣して下さった、昭和大学様に心から感謝申し上げます。

昭和大学と本学は、包括連携協定を締結しています。

学生向け受付サイトを通じ、予約を開始しています。また、会場設営も始まっています。

画像1

画像2

画像3

ワクチン接種に不安を覚える方もいらっしゃるものと思います。正確な情報を伝えるためのプロジェクトを行っている医師の方々もいらっしゃるようですね。

感染拡大がなかなか収束しない、心配な日々が続きます。大学だけでなく、小・中・高校、会社、自営業の方、ご家庭におられる方、あらゆる全ての方が悩ましい問題に直面しているのではないかと思います。

本学でも、授業方法を変更せざるを得ませんでした。

「実技は対面、講義はオンライン」と言うのが、この春からの、美大の一般的な授業方法だったようです。

本学では「講義(いわゆる教養科目)も可能な限り対面」で実施して来ました。

大変、残念ですが、後期からは「講義はオンライン」にせざるを得なくなりました(芸術学科の専門講義は、対面を原則とする)。

それぞれの専門的な授業は対面を何とか確保し、「美術教育を存続させる」と言う方針です。

いわゆる教養科目をオンラインとしますので、”利用しなくなる教養科目の教室”を実技授業や芸術学科の専門講義で利用し、「密を避ける」こととします(それでも密集する場面などは、部分的にオンラインを併用)。

デルタ株がまん延する中で、美術教育を存続させるためには、学生の皆さん、教職員が”改めて知る”ことから始める必要があります。知っているようで、意外に知らないことって多いですね。

諏訪中央病院の玉井先生が作成されたイラストがとても分かりやすく、話題になっています。

↓ 新型コロナウイルス感染を乗りこえるための説明書(デルタ株編)

イラストが持つ”伝える力”を改めて感じさせる好例ですね。

後期の対面授業が始まる迄(9/6~オンラインのみ、9/13~対面も)、些かの時間がありますが、ひとり一人の小さな努力で感染拡大を食い止めて行きたい所です。

もちろん、状況の変化によっては、勇気を持って授業形式を変更することもあるでしょう。

後期が始まる迄、是非、英気を養って頂きたいと思います。

職域接種をされる方は、「予診票」「接種券(または接種記録書)」「学生証」の3点セットの持参と、事前記入は忘れずに!!