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感染症対策と支援の両立

後期授業が開始して、3週間が終ろうとしています。

既にお知らせしているとおり、1週目は全面的にオンライン対応として、2週目の9/13~実技・演習授業は対面を原則としています。

その間、本学でもワクチンの職域接種を行い、1,436名の方が無事、1回目の接種を終えました。

感染症対策も、慌てずに、これまで取り組んで来たことを一つひとつ行うことに尽きるのですが・・・

どうしても距離が近くなったり、抑制しつつも人を集めざるを得ないシーン(講評会など)を想定し、飛沫対策のゴーグル、換気対策の二酸化炭素濃度計の配備など追加で行っています。

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それぞれの授業の現場でも、改めて気を引き締めて対面授業に当たっています。

些かの心配と共に始めた後期授業ですが、東京都の新たな陽性者数は、9月22日現在、7日間平均は590人。1か月ほど前の1/8程度に急速に下がっています。

後期授業の方針を決定した際には、実効再生産数が下がり続けていることも判断材料とし、収束状況を織り込んでいたのですが、予想以上の減少幅に少し胸を撫でおろしています。しかし、冬場には陽性者数が再び増加することも予想できます。

状況が良くなったり悪くなったりの中で、日常を保ち、困っている方の背中を押すことの両立は悩ましい問題です。

制作・研究活動を後押しするための「学食半額措置」を後期授業期間いっぱい、継続することを決定しました。長引くコロナ禍の中で、制作・研究に打ち込む日常を取り戻したいと言う気持ちです。

冬場の感染者増加も見据えると、食堂の混雑を助長するのではないかと言う迷いもあります。飲食店の多い学生街に立地している訳ではありませんので悩ましい問題です。感染対策と、支援の両立は非常に難しいですね。

学食_後期半額バナー

食堂では、このような呼びかけをして・・・

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屋外席の充実や、使用後のテーブル除菌の促進なども併せて進めています。

学生、教職員全てが意識を持ち、お互いの立場を想像することでしか、日常を取り戻すことはできないのかも知れませんね。

改めて、ご協力のほど、お願い致します。

進級・卒業・修了制作(研究)に没頭できる環境づくりに努めて参ります。