アクセルとブレーキ
残念ながら、複数人の新型コロナウイルス陽性者が確認されました。
詳細は、公式発表をご確認ください(発表よりの更なる感染はありません)。
陽性と確認された学生さんには、心から回復をお祈りいたします。
6月22日の「段階的な面接指導の再開」から4か月弱、「本格的な面接指導の再開」である9月12日の後期開始より1か月。
陽性者確認は残念ではありますが、キャンパスにおける面接指導の再開より今まで、授業での感染が起きていないことは、私たちの取り組みへの悩みや不安を和らげることになっています。
今回は公式発表のとおり、一部授業をオンラインに一時的に切り替えることで対応できました。
新型コロナウイルスが未知のウイルスであることは変わっていませんが、日常と、どう折り合いを付けていくか、アクセルとブレーキの使い方が社会において議論されているところだと思います。
私たちは、校医(感染症専門)の先生にご意見頂き、対応フローの見直しを行っています。自宅待機日数や接触者の扱いについて、ブレーキの踏み方を、現実に即したものとしました。
医師の専門的な知見を元に正しく怖れ、感染拡大を防止しつつ、可能な限り学びを止めない考え方です。
保健所の指導、保健室による接触者の迅速な確認、学生さんの協力的な姿勢によって、アクセルとブレーキをバランス良く使えたと思います。
オンライン授業に切り替えた一部授業以外については、キャンパスにおける面接指導を止めずに学びを継続できています(授業の状況は、公式Twitterでも発信しております)。
https://twitter.com/tamabi_kikaku
現在、キャンパスでは授業を行うだけでなく、授業成果の展示も行われています。
もちろん、換気などの感染症対策も行いながら。
授業だけでなく、学生の皆さんの日常も戻って来ています。
朝の通学時は、もっと多くの学生さんで溢れています。皆さん、マスク着用など、それぞれの感染症対策に努めてくれています。
制作が重要である美術大学として、アトリエ等の利用時間も延長して行きます。
自ら体調不良を申し出てくれた学生さんには、改めて感謝とお見舞いをお伝えしたいと思います。
学びの場を守ることにご理解とご支援頂きますよう、お願いいたします。