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業務フローを作成する過程で考えたこと

2年前の人事異動で今の職場に配属されて3ヶ月が過ぎた頃、
この業務、非効率すぎねーか?
と思うことがあった。

全然クリエイティブじゃないというか、創意工夫の余地がない、
作業と言えるような業務にたくさんの人員と時間をかけていた。ただ、ここを乗り越えないと次に進めない。ここをいかに早く処理し終えるかがその後の業務の鍵になっていた。

とりあえず、あちこちにヒアリングして業務フローを作成してみた。

・・・。

絶句である。

非効率とかそんな話以前に、こんなにも人と時間を使っていた作業を、私たちの部署、にゃん課を通過したのちに、別の部署、ころもち課が再度行っていた。

意味がわからん。

さらに意味がわからないことがあった。
ころもち課のメンバーは作業が重複していることを知っていたのである。

にゃん課が作業を行ったのち、最後の締めをころもち課が行う。
ころもち課は専門部署であったことや必要な時点修正もある。ミスがあった場合の責任は最後のころもち課と言うこともあり、自分達で確認をするために実施していたとこのと。

うーん。

じゃ、最初からそっちでやって、成果をうちにまわしたらいーじゃん以外の感想がない。

長い話し合いの結果、その方が全体にとって良いと言うことになったんだけども!
なんだか考えさせられた。

『課題が何かが分かれば、ほぼ解決できたようなもの』
って話もよく聞く。
それについてはマジ同意。
でも、忙しいと、課題が分かっても業務改善する余裕がない。
何かを変えるにはエネルギーがいるからだ。
今回は、時流が良かったこと、優秀な部下に恵まれたこと、理解のある上司の存在があって何とかやり切ることができた。

私も、そろそろ老害と言われそうな年齢にさしかかる。
周りに、『これ、おかしいな。』に気づいて改善しようとする仲間がいたら、シノゴノ言わず、応援する。

そんなことを思う秋の夕暮れ。

・・・なんだかタイトルと文章がマッチしないけど、ま、いっか。





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