News Trading (指標トレード)

FXの指標トレードについて

重要な経済指標発表時には大きな値動きを伴うケースがある。この瞬間的な変動を狙う取引について考察する。

やり方
1.指標発表直前に上か下か決めてギャンブルトレードを行う。
2.指標発表直前に損切を設定して両建てを行い、片方は損切、
 利が乗った方を決済。
3.指標発表直前に現在価格から10pips程度離れた価格に買いと売りの
 OCO注文を入れる。片方が約定したらもう一方は注文を取り消す。

問題点
1.指標発表前後はスプレッドが拡がる。
(業者にもよるが数十pipsになる場合も)
2.損切やOCOの逆指値価格に大きなスリッページが発生する時がある。
 重要度が高い指標、瞬間的に大きな値動きがあった時に起きやすい。
3.瞬間的に上下の振幅を伴う値動きを見せる。(騙し的な値動き)
 NFPやCPI等のように指標によっては複数の内容がある場合で片方が良く、 片方が悪い場合等。
 単一指標でも瞬間的に反応した後にすぐ逆方向に戻す場合も少なくない。

まとめ
指標トレードは短時間で大きな利益を狙える可能性があるが逆に大きな損失に繋がる危険性もあってギャンブル性が高い。
方法としては3のOCO注文が最も安全ではあるがスプレッドやスリッページの問題があり、結果的に大きな利益は狙いにくい。
ブレークイーブンやトレーリングストップ等を併用して利益の確保に努め、
損失を最小限にする等の工夫が必要。
結論として大きな値動きになり得る重要な指標(NFP、CPI、政策金利等)に限定して少額でトレードするのが良いと思われる。

注意
デモトレードで練習してからリアルトレードすること。
指標発表時のチャートを公開しているサイトがあるので参考にする。


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