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#SXSW Pitchレポート(2019 その5 / Health and Wearable)

山本 健太

医療やヘルスケア分野のデバイス・サービスが登場する会です。

BOOST BIOMES

マイクロバイオーム(細菌などの微生物)をデザインし、農業等への応用を目指すベンチャー企業。農作物は菌の被害等で多くが廃棄対象となってしまっており、膨大なフードロスが発生してしまっている現状があるそうです。彼らは統計的アプローチにより農作物の保存における細菌の影響を解明し、食品を長持ちさせることができるとしています。

CRISPR(=ゲノム編集)とは違うのか?という質問が出ていましたが、遺伝子操作とはアプローチが異なっていますね。

kegg

リプロダクティブ・ヘルスといわれる分野のデバイスです。女性の排卵をトラッキングすることで、不妊治療などに活かすことができます。多くの女性は体温測定などで排卵期を「推定」していますが、このデバイスではより直接的に測定が可能とのことです。

Pathware

生体検査を高速で行い、高精度で検査結果を返すクラウドサービス。画像解析によって低コストで検査を行うことができ、医療ミスや判断の遅れを防ぎます。例えば患者の提供したサンプルが足りない/不備がある場合等に、患者が変える前に追加でサンプルを提供してもらう、といったことも可能になってきます。

X-BIOMEDICAL

外科手術用のポータブルマイクロスコープを開発している企業。同様の器具は非常に高価で大きく、貧しい国の医療現場で導入するのが難しいそうです。彼らは従来機器の10分の1のコストで生産できるプロトタイプを持っており、国防総省からの助成金援助も受けているそうです。

ZIBRIO

「バランス」を測定するIoT機器およびアプリのサービス。体重計のようにデバイスの上に乗ることで、個々人の平衡感覚を測定し転倒防止等のアドバイスができるそうです。また、スポーツ選手のパフォーマンス向上のためのトラッキングツールとしても活用できるとのこと。


アワードはPathwareが受賞しました。

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山本 健太
CIO/Co-founder of primeNumber Inc. // データ活用やデータ基盤構築の伴走支援サービスを提供しています