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#SXSW Pitchレポート(2019 その3 / Hyper-Connected Communities Technology)

山本 健太

SXSWピッチレポート第三弾、テーマはハイパーコネクテッドコミュニティです。なんだそれは。。。要するに、人と人、または人と機械が強く繋がった社会、といったような意味合いのようです。生活・事業活動のあらゆるシーンにネット・データが溶け込んでいる状態、というイメージですかね。登壇企業紹介していきます。

mesh++

"Wifi, anywhere"ということで、ケーブル/基地局なしに広範囲のワイヤレスブロードバンドメッシュを構築する企業です。インターネットのインフラコストはほとんどがケーブル敷設によるものだとし、独自の中継デバイスでネットワークをブリッジすることで低コストに高速回線を実現します。通常は中継局を経由する毎に通信速度は低下しますが、独自技術で速度低下を抑えているそうです。

NODE

LEGOのように"NODE"を自由に組み合わせて家を建てることができるサービス。コストと時間を大幅に削減しつつ、デザインも自在に選べるカスタマイズ性を備えているそうです。「災害時の仮設住宅などにも使えそうだが、ターゲットにしないのか?」という質問に対しては、「たしかに早く安く家を作れるものの、我々はデザインにも重きを置いているので、いまのところターゲットとしては考えていない。」と回答していました。

OBJECTBOX

モバイル、またはIoTデバイス向けの組み込みDBを提供する企業。OSSっぽいので、メインコントリビューターとしてソフトウェアを育てつつ、組み込み支援で稼いでいる会社ってことなんですかね。エッジでの処理を最適化するオフラインファーストの思想を持ち、クラウドデータの送受信量を削減しながら軽量・高速にクラウドとの同期を実現するのが特徴のようです。各種API(SDK)が揃っているので、既存プログラムへの組み込みも容易とのこと。「エッジ側でAI処理のようなものはありますか?」という質問(的はずれな気もしますが)には、特にリリースしているものはないが内部で試している段階、と回答していました。

TwentyTables

固定金額で、提携しているレストランにテイクアウトの食事をオーダーできるスマホアプリ。いわく、50%のアメリカ人がランチをテイクアウトして食べているとのことで、TwentyTablesは安く便利なサービスを提供しながらフードロスの問題を解消できるとしています。Lunch $6, Dinner $12 ということでたしかに低価格な印象。

Q. Uber eatsと何が違うのか?
A. Uber eatsは高い。ほとんどが$8以上かかる。我々のサービスは、ユーザー自身がpick upするスタイルなのでその分コストがかからない。

Q. グルーポンのように、単なる安売りになってしまわないか。持続可能なビジネスモデルなのか?
A. グルーポンは一時的に安くしているだけ。昼食テイクアウトは毎日繰り返される消費行動なので、ユーザーがリピーターになるため大丈夫。

Q. ビジネスモデルは?
A. すべてのチケットにマージン(5-8%)をつけている。

UbiQD

"quantum dots"という新素材フィルムを使って、効率的に野菜が育つビニールハウスを提供する企業。いわゆるAg tech領域ですね。特殊フィルムを通した太陽光を当てて作物を育てることで、収穫量/成長スピード/作物の質が改善したそうです。


テーマが広かったため、様々な領域の企業が登壇していましたね。
優勝はUbiQDでした。


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山本 健太
CIO/Co-founder of primeNumber Inc. // データ活用やデータ基盤構築の伴走支援サービスを提供しています