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ソーシャル・プロジェクトマネジメント手法とは

社会課題を解決するプロジェクトには特有の課題があり、それに対して私たちは独自の解決のアプローチ(手法)を考案し、ワークショップを提供しています

こんにちは ソーシャルPM研究会 ブログ運営担当の鬼塚です。

今回は私たちの提供するソーシャル ・プロジェクトマネジメント手法とワークショップについて少し説明します。

ソーシャルプロジェクトは、
 ●課題の本質が見えにくい
 ●ステークホルダーが多様である
 ●ベネフィットが経済的価値だけでなく、社会的価値でも表される

などの特性があり、通常のプロジェクトで開始前にほぼ示されているようなゴール設定や成果の測定が難しいものです。

これに対して私たちは、PMIの標準であるPMBOK(Project Management Body of Knowledge)という知識体系をベースにしながら、潮流であるプロジェクトマネジメント手法や知識を取り入れた手法を開発しました。

下の図の左の箱が課題で、それに対応した私たちの解決手法が真ん中の箱、現在提供しているワークショップがいちばん右の箱になります。

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例えば、ニーズ把握とゴール設定が困難で思い通りに進まない、といった課題には、「デザイン思考」と「アジャイルマネジメント+リーンスタートアップ」を提案し、この2つ×講義と演習を組み合わせた1日のワークショップを提供しています。

まず「デザイン思考」で対象者の行動思考を観察・体験して問題の本質を洞察しニーズを理解し、仮説を作ります。
そこで創出されたアイディアをプロトタイプにより検証していくわけですが、その際活用するのがリーンキャンバスを使ったリーンスタートアップ、であり、アジャイル・プロジェクトマネジメント手法でMVP(Minimum Viable Product)を作って行くものです。

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大変盛り沢山な内容ですが、昨年のワークショップ参加者の方から

・体系的に説明され、消化不良は起こさなかった。
・他の人の意見・発表から気づきが得られた。

というフィードバックもいただいています。

昨年のワークショップの様子は、
PMI日本支部ソーシャルPM研究会のページ から是非ご覧ください。

今年度も開催を予定していましたが、残念ながら3月以降オンサイトで集まることが出来ないため、来年度の再開へむけて準備中です。

再開時にはご案内させていただきますので、ご興味持たれた方は是非ともご参加ください。

文責:ソーシャルPM研究会WG3(コミュニティマネジメント)担当 鬼塚

PMI日本支部のホームページはこちら
https://www.pmi-japan.org/

PMI日本支部ソーシャルPM研究会のページはこちら
https://www.pmi-japan.org/topics/pm1/cat3/



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