ピットストラテジーでの最後の最後の接戦!制したのは…? - 2024年NASCARカップシリーズ第6戦オースティン

2024年もNASCARカップシリーズがオースティンにやってきた。

今回のエントラント変更は以下の通り。

コーリッグ
昨年スポット参戦をしていて、シカゴでデビューウィンを果たしたシェイン・ヴァン・ジスバゲンが加入。

MBM
2022年まで参戦していたティミ・ヒルを擁して参戦。

23Ⅺ
昨年インディアナポリスのみに参戦していた小林可夢偉が参戦。

ポールポジションのウィリアム・バイロンがホールショットを見せた。そのままバイロンが1度目のピットストップを終えると、ステージウィンを目指すピットを引き延ばした勢が上位へと並ぶ。クリストファ・ベルがステージ1を制して終わる。その後彼らはほぼ全員ピットに入るも、ベルはステイアウト。ピット回数を減らす作戦に出る。ステージ2ではバイロンが再びトップに出てそのまま逃げようとするが、またもや終盤でステージ2優勝を目指す面子がピットを引き延ばし、そのうちのデニ・ハムリンが優勝する。ファイナルステージでは、ロス・チャスティンがバイロンをかわしトップに出る。バイロンは3番手まで後退するも、その後再びトップに出てくる。しかし、終盤、チャスティンのペースが落ち、さらにベルがタイムを上げてバイロンの真後ろまで迫ってくる。ただ最後までバイロンはトップを守り切りポール・トゥ・ウィンを飾り、今季2勝目。ベルは惜しくも2位。タイ・
ギブズが終盤同様に順位を上げ、3位へと上がった。

結果
1.W.バイロン(ヘンドリック-シェヴロレイ)
2.C.ベル(JGR-トヨタ)
3.T.ギブズ(JGR-トヨタ)
4.A.ボウマン(ヘンドリック-シェヴロレイ)
5.T.レディック(23Ⅺ-トヨタ)
7.R.チャスティン(トラックハウス-シェヴロレイ)
8.C.ブッシャ(RFK-フォード)
9.K.ブッシュ(RCR-シェヴロレイ)
10.M.トゥルーエクス(JGR-トヨタ)
11.J.ロガーノウ(ペンスキ-フォード)
12.R.ブレイニ(ペンスキ-フォード)
13.C.ブリスコウ(SHR-フォード)
14.D.ハムリン(JGR-トヨタ)
15.B.ウォレス(23Ⅺ-トヨタ)
16.C.エリオット(ヘンドリック-シェヴロレイ)
17.K.ラーソン(ヘンドリック-シェヴロレイ)
18.A.シンドリック(ペンスキ-フォード)
19.Z.スミス(スパイア-シェヴロレイ)
21.J.H.ネメチェック(レガシ-トヨタ)
22.C.ホセヴァ(スパイア-シェヴロレイ)
23.R.プリース(SHR-フォード)
24.C.ラジョイ(スパイア-シェヴロレイ)
25.A.ディロン(RCR-シェヴロレイ)
26.T.ギリランド(FRM-フォード)
27.K.グラーラ(RWR-フォード)
28.R.ステンハウス(JTG-シェヴロレイ)
29.小林可夢偉(23Ⅺ-トヨタ)
30.H.バートン(ウッド・ブラザズ-フォード)
31.D.スアレス(トラックハウス-シェヴロレイ)
32.E.ジョウンズ(レガシ-トヨタ)
33.B.ケセロウスキ(RFK-フォード)
34.N.グラッグソン(SHR-フォード)
35.J.ベリ(SHR-フォード)
37.D.ヘムリック(コーリッグ-シェヴロレイ)
38.M.マクダウェル(FRM-フォード)
DSQ.J.ヘイリ(RWR-フォード)

次戦はショートオーバルのリッチモンド。昨年はヘンドリックが強かったが、オースティンの流れがそのまま続くのか。乞うご期待。

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