大接戦!僅差のバトル、ビッグ・ワンを乗り越え制したのは…? - 2024年NASCARカップ・シリーズ開幕戦デイトナ

今年のNASCARカップ・シリーズが開幕した。

昨年の最終戦からのエントラント変更は以下の通り。

コーリッグ
ジャスティン・ヘイリがリック・ウェアへ移籍。ダニエル・ヘムリックが加入。

スパイア
タイ・ディロンが離脱。昨シーズンスポット参戦していたゼイン・スミスが加入。レガシからカーソン・ホセヴァが移籍。

FRM
カズ・グラーラが加入。

RFK
デイヴィッド・レイガンが加入。

RWR
J.J.イェリがNYレーシング・チームへ移籍。ライアン・ニューマンが離脱。昨シーズンスポット参戦していたライリ・ハーブストが参戦。ヘイリがコーリッグから移籍。

ステュアート-ハース
ケヴィン・ハーヴィック、エリック・アルミロウラが引退。昨シーズン参戦していたジョシュ・ベリ、ノア・グラッグソンが加入。

レガシ
ホセヴァがスパイアへ移籍。昨シーズンスポット参戦していたジョン・ハンタ・ネメチェック、ジミ・ジョンソンが参戦。

ビアード
昨年スポット参戦していたアンソニー・アルフレッドウが加入。

NY
J.J.イェリーがRWRから移籍。

舞台はデイトナ・インターナショナル・スピードウェイ。昨年は春にリッキ・ステンハウスJr.、秋にクリス・ブッシャが優勝している。

ポールポジションはジョウイ・ロガーノウ。スタートから上位を安定して走るが、5周目に早速クラッシュが発生。グラーラ、ハリソン・バートン、ホセヴァが戦線離脱。その後は安定したレース展開でステージ1はチェイス・エリオットがリードして終わる。
ステージ2も安定した展開。特にクラッシュもないまま、最終的にはディフェンディングチャンピオンのライアン・ブレイニが勝利する。
最終ステージで急に全員が優勝を目指して動き出す。いよいよチェッカーまで残り数周となったタイミングでビッグ・ワン発生!優勝候補であったロガーノウ、ブラッド・ケセロウスキ、ブレイニなど合計23台がクラッシュに巻き込まれ、そのほとんどが離脱することとなった。
その後リスタートしたものの、最終ラップに入る直前でクラッシュ発生。しかし、ホワイトフラッグが振られた後にイエローフラッグが出たためにそのまま順位確定。そのときトップに立っていたのはウィリアム・バイロン。リードラップ1周で優勝となった。2位にはアレックス・ボウマンが入り、ヘンドリック1-2を達成した。

結果
1.W.バイロン(ヘンドリック-シェヴロレイ)
2.A.ボウマン(ヘンドリック-シェヴロレイ)
3.C.ベル(JGR-トヨタ)
4.C.ラジョイ(スパイア-シェヴロレイ)
5.B.ウォレス(23Ⅺ-トヨタ)
7.J.H.ネメチェック(レガシ-トヨタ)
8.E.ジョウンズ(レガシ-トヨタ)
9.N.グラッグソン(ステュアート-ハース-フォード)
10.C.ブリスコウ(ステュアート-ハース-フォード)
11.K.ラーソン(ヘンドリック-シェヴロレイ)
12.K.ブッシュ(RCR-シェヴロレイ)
13.Z.スミス(スパイア-シェヴロレイ)
14.C.エリオット(ヘンドリック-シェヴロレイ)
15.M.トゥルーエクス(JGR-トヨタ)
16.D.ヘムリック(コーリッグ-シェヴロレイ)
17.T.ギブズ(JGR-トヨタ)
18.C.ブッシャ(RFK-フォード)
19.D.ハムリン(JGR-トヨタ)
20.D.レイガン(RFK-フォード)
21.R.チャスティン(トラックハウス-シェヴロレイ)
22.A.シンドリック(ペンスキ-フォード)
23.R.プリース(ステュアート-ハース-フォード)
25.J.ベリ(ステュアート-ハース-フォード)
26.J.へイリ(RWR-フォード)
28.J.ジョンソン(レガシ-トヨタ)
29.T.レディック(23Ⅺ-トヨタ)
30.R.ブレイニー(ペンスキ-フォード)
31.R.ステンハウス(JTGドアティ-シェヴロレイ)
32.J.ロガーノウ(ペンスキ-フォード)
33.B.ケセロウスキ(RFK-フォード)
34.D.スアレス(トラックハウス-シェヴロレイ)
35.T.ギリランド(FRM-フォード)
36.M.マクダウェル(FRM-フォード)
37.A.ディロン(RCR-シェヴロレイ)
38.K.グラーラ(FRM-フォード)
39.H.バートン(ウッド・ブラザーズ-フォード)
40.C.ホセヴァ(スパイア-シェヴロレイ)

次戦は第2戦アトランタ。いよいよ長いシーズンが開幕した。

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