大シャッフルとなったストーブリーグを超えて。。。大きな変革のシーズン開幕! - 2024年SUPER GT開幕戦岡山

SUPER GT30周年となる今年のシーズンが開幕した。

昨年の最終戦からのエントラント変更は以下の通り。

NDDP
千代勝正がNISMOへ移籍。昨年GT300クラスに参戦していた三宅淳詞が加入。

ARTA
大湯都史樹がセルモへ移籍。福住仁嶺がROOKIEへ移籍。松下信治がリアルから移籍。スーパーフォーミュラに参戦している佐藤蓮が加入。

ROOKIE
山下健太がauトムスへ移籍。福住仁嶺がARTAから移籍。

リアル
松下がARTAへ移籍。太田格之進が中嶋から移籍。

NISMO
松田次生がKONDOへ移籍。千代がNDDPから移籍。

KONDO
平手晃平、佐々木大樹がGT300へ降格。松田がNISMOから移籍。名取鉄平がGT300から昇格。

auトムス
WECにスポット参戦している宮田莉朋が離脱。山下がROOKIEから移籍。

セルモ
立川祐路が引退。大湯がARTAから移籍。

中嶋
太田がリアルへ移籍。大草りきがGT300から昇格。

国光
木村偉織がスーパーフォーミュラへ参戦。昨年途中まで参戦していた山本尚貴が復帰。

開幕戦の舞台は岡山国際サーキット。昨年は路面コンディションがころころ変わる展開となり、NISMO23号車が優勝した。今シーズンから予選がノックアウト方式からタイム合算方式に変わり、最後まで逆転が期待できるかと思われた。

Q1では、トヨタ勢が好タイムを連発する中、国光100号車、そしてNISMO23号車も好タイムを記録。昨年のポールシッターのNISMO23号車がトップタイムで終えた。Q2でも相変わらずトヨタの好調は続く。Q1よりも上位勢はタイムを落とすが、auトムス36号車がQ2トップタイムを記録し、Q1のタイムを更新。NISMO23号車のタイムには及ばなかったものの、合算でトップ、ポールポジションを獲得した。2番手にサード39号車でトヨタ1-2。3番手には国光100号車が続いた。

予選結果
1.坪井翔/山下健太(auトムス-トヨタ)
2.関口雄飛/中山雄一(サード-トヨタ)
3.山本尚貴/牧野任祐(国光-ホンダ)
4.石浦宏明/大湯都史樹(セルモ-トヨタ)
5.大嶋和也/福住仁嶺(ROOKIE-トヨタ)
6.千代勝正/R.クインタレッリ(NISMO-ニッサン)
7.高星明誠/三宅淳詞(NDDP-ニッサン)
8.大津弘樹/佐藤蓮(ARTA-ホンダ)
9.平峰一貴/B.バゲット(インパル-ニッサン)
10.塚越広大/太田格之進(リアル-ホンダ)

決勝では、1周目で早速リアル17号車がクラッシュからスローダウンでその場でストップ。セーフティカーが出動した。リスタート後、auトムス36号車がそのままトップリード。セルモ38号車が国光100号車をパスして3番手に上がり、トヨタがトップ3を独占した。その後1度目のピットに入り、タイヤ交換を行うチームが多いものの、デロイト・トムス37号車はピットに入るタイミングを遅らせてペースを上げて、オーバーカットに成功する。しかし、auトムス36号車は特にペースが乱されることはなく、そのままポール・トゥ・ウィン。坪井翔は3連勝、山下健太は2022年の岡山以来の2年ぶりの優勝。2位にはサード39号車でトヨタ1-2。3位に国光100号車が入り、トヨタの表彰台独占を阻止した。

決勝結果
1.坪井翔/山下健太(auトムス-トヨタ)
2.関口雄飛/中山雄一(サード-トヨタ)
3.山本尚貴/牧野任祐(国光-ホンダ)
4.石浦宏明/大湯都史樹(セルモ-トヨタ)
5.千代勝正/R.クインタレッリ(NISMO-ニッサン)
6.高星明誠/三宅淳詞(NDDP-ニッサン)
7.笹原右京/G.アレジ(デロイト・トムス-トヨタ)
8.野尻智紀/松下信治(ARTA-ホンダ)
9.大津弘樹/佐藤蓮(ARTA-ホンダ)
10.伊沢拓也/大草りき(中嶋-ホンダ)

次戦は富士スピードウェイで行われる。昨年はauトムス36号車が優勝したが、今年も優勝して連覇なるか。それともホンダ勢・ニッサン勢が巻き返すのか。注目しよう。

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