インディ500からの梯子レース1100マイルは達成できるのか?雨に翻弄される全米の週末 - 2024年NASCARカップ・シリーズ第14戦シャーロット600

伝統のシャーロット600が今年も行われた。

前戦からのエントラント変更は以下の通り。

ヘンドリック
インディカー・シリーズに参戦するカイル・ラーソンに代わり、ジャスティン・オールガイアが参戦。本来はラーソンはインディ500からすぐにやってきて1100マイルレースを走る予定だった。

コーリッグ
デレック・クラウスに代わって、シェイン・ヴァン・ジスバジェンが参戦。

レガシ
ジミ・ジョンソンが参戦。

NY
J.J.イェリを擁して参戦。

アメリヴェット
タイ・ディロンを擁して参戦。

MBM
B.J.マクラウドを擁して参戦。

タイ・ギブズがポールスタート。トヨタ勢が全般好調で、ギブズが序盤はリードするが、チームメイトのクリストファ・ベルにリードチェンジしたのち、ベルはしばらくリードを続ける。途中マクラウドがクラッシュし、コーションが出ると、ステージ1はウィリアム・バイロンがトップ通過する。ステージ2も上位勢の面子は変わらず。ロス・チャスティンが少しリードするが、ライアン・ブレイニのクラッシュでコーション。その直後にはノア・グラッグソンがクラッシュしてまたもやコーション。その後にはハリソン・バートンもクラッシュし、これでそのままベルがトップでステージ2を終了した。ステージ3ではまずラジョワのスピンでコーションが出動。その後レースは再開されるが、インディアナポリスを悩ませた雨雲が近づいてきて、レースは赤旗に。そのまま終了となり、ベルが今季2勝目を挙げた。2位にはステージ3で好調を見せたブラッド・ケセロウスキ、3位にはバイロンが入った。また、インディ500から駆けつける予定だったラーソンは赤旗提示後に到着。レースを走ることはできなかった。

結果
1.C.ベル(JGR-トヨタ)
2.B.ケセロウスキ(RFK-フォード)
3.W.バイロン(ヘンドリック-シェヴロレイ)
4.T.レディック(23Ⅺ-トヨタ)
5.D.ハムリン(JGR-トヨタ)
6.T.ギブズ(JGR-トヨタ)
7.C.エリオット(ヘンドリック-シェヴロレイ)
8.R.チャスティン(トラックハウス-シェヴロレイ)
9.A.ボウマン(ヘンドリック-シェヴロレイ)
10.J.ベリ(SHR-フォード)
11.B.ウォレス(23Ⅺ-トヨタ)
12.M.トゥルーエクス(JGR-トヨタ)
14.J.ロガーノウ(ペンスキ-フォード)
15.K.ブッシュ(RCR-フォード)
16.M.マクダウェル(FRM-フォード)
17.T.ギリランド(FRM-フォード)
18.D.ヘムリック(コーリッグ-シェヴロレイ)
19.E.ジョウンズ(レガシ-トヨタ)
20.A.シンドリック(ペンスキ-フォード)
21.C.ホセヴァ(スパイア-シェヴロレイ)
22.J.ヘイリ(RWR-フォード)
23.C.ブッシャ(RFK-フォード)
24.D.スアレス(トラックハウス-シェヴロレイ)
25.C.ブリスコウ(SHR-フォード)
26.R.プリース(SHR-フォード)
27.A.ディロン(RCR-フォード)
29.J.ジョンソン(レガシ-トヨタ)
30.J.H.ネメチェック(レガシ-トヨタ)
31.R.ステンハウス(JTG-シェヴロレイ)
32.H.バートン(ウッド・ブラザズ-フォード)
33.Z.スミス(スパイア-シェヴロレイ)
34.K.グラーラ(RWR-フォード)
35.C.ラジョワ(スパイア-シェヴロレイ)
38.N.グラッグソン(SHR-フォード)
39.R.ブレイニ(ペンスキ-フォード)

次戦はゲートウェイ。昨年はカイル・ブッシュの優勝だったが、誰が次なるプレーオフ出場を決めるのか。それともすでに優勝経験のあるドライバーが優勝するのか。期待したい。

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