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【ポケモンSV】シングル ランクマッチシーズン13 構築紹介 最終58位 最終レート 2,107.865 環境を取り巻くポンカイサーフ

#構築記事 #ポケモンSV #ランクマッチ

121戦でR21達成!!!その後1試合も潜らなかったのが悔やまれる、、、
チキン魂、、、
この後で紹介しますが、イーユイを除いたらとても足の遅い子ばっかり。
けれど全員期待に応えてくれたので頼れるポケモン達です。

【初めに】
記事をご覧頂いている皆様シーズン13お疲れ様です。
PMANと申します。
ポケモンSVで2度目の最終2桁 / R21を達成したので構築記事を投稿しようと思いました。
本格的に潜り始めたのは年末休みほどだったので慌ただしいシーズンではありましたが、S11,S12で最高R20を維持しつつ潜って得た環境への理解を結果として出せた素晴らしいシーズンだったと思います。
※使用感 / 立ち回りの記載がメインになります。その点ご了承ください。

【構築について】
まずなんといっても私は立ち回りでカバーするプレイングが好みなため全体的に環境をカバーでき耐久を持って柔軟に対応するかつエースのカイリューを強く生かして勝率を求めること(ここ大事)を目的として構築を組みました。
かといって環境全体を見回したときにスケショカイリューやガチグマ、今ではお馴染みカミパオ両ウーラなどなど環境はとても柔軟に対応するには厳しい高火力ポケモンで溢れていたり、アロキュウを中心とした積みアタッカーへの回答やトリルパ、とんぼで回す純正サイクルへの回答も必要です。
(ママンバレル+高速高火力アタッカー / 受けル / S11で結果を出したディンカイサーフを中心とした電磁波カイリュー / ツキ構築もそこそこいるしね。不意のキョジもきつい。)
そんなときにどんなポケモン3体を基本選出としたら安定して勝てるだろう、、、を考えたときにたどり着いたのが

・初手絶対安定!サイクルもできます!水ポン
・どんな変則ポケモンにも対応可能!環境上位にも抗い抜きもできます!フェアテラサーフゴー
・ハチマキ神速で全てを抜きます!アクジェでゴーストも抜くぜ!カイリュー

の3体を基本選出として、こいつらを生かす補完枠3体で構築を組みました。
役割は後述の採用ポケモン紹介欄で書きますが、基本選出の3体は基本スペックとして型が豊富にあるかつ単体性能の高いポケモンなので、後述の型も相まってどんな状況にも柔軟に戦える構築になりました。
結果として100戦そこそこでR21に到達できたため安定して戦えたと思います。
ただしほぼほぼ足が遅いため運要素で勝てることは限りなく低いので(パオのつらら怯み頼りとか一撃技など)常に集中して潜ってめちゃくちゃ疲れましたが、、、

【採用ポケモン紹介】

最重要枠1
ハチマキアクアジェットが本当に生きた!
171(36)- 204(252↑)- 116(4)- 98(0↓)- 133(100)- 115(116)

こいつは言うまでもないシンプルなハチマキカイリューです。目的としてはエースとしてサイクル化で常に相手を刈り取っていくことが役割です。またエースとしてどんな状況でも安定的に相手を倒してもらわないといけないため、ゴテラ択 / カミにも上から役割を果たすためアクアジェットを採用しています。実際アクアジェットの採用率自体非常に低いため、相手に警戒されることなく生きる場面は多様にありました。カミを取りきれなかった場面や悪ウーラ / パオジアンにHP赤ゲージからゴテラを切ってくる場面がかなり散見され、どんな状況でもこちらに有利な状況を作り出してくれました。そりゃ警戒しないですよね、、、

また周りの取り巻きをB振りにしているため、Bの脆い特殊アタッカー(イーユイ / ドクガ)への回答やサーフゴーが取りきれなかったツツミ / サーフゴーに関してマルスケが潰れていても複数回行動できるようにDに努力値を割いていました。

エース枠として高火力をぶつけつつサイクル化の中マルスケで複数回行動 or 確実な行動を期待できる点や、スケショカイリューがクローズアップされているからこそ現環境でハチマキカイリューは大きく刺さっていたと思います。
トリルガチグマへの再生後のげきりんの火力 / 構築単位で重いトドロクツキへの破壊枠含めて構築のエースです。
普通のガチグマにもある程度の削りを入れておけばげきりんで突破可能というのも現環境の勝ち筋という意味ではめちゃくちゃ大きいです。

最重要枠2
電磁波カイリューや細いことをしてくる構築 / 受けルへの回答をしつつ、水ポンとの相性も抜群!
193(244)- x -154(196↑)- 158(36)- 112(4)- 108(28)

とにかく選出画面で判別が難しい電磁波カイリューやいると非常に目障りなバレル / カバルドン / グライオン / ドヒドイデに対して、常に明確な回答を持とうと基本選出に踏み切ったのが残飯B振りサーフゴーです。
上記ポケモンの対応をおざなりにして安定的な勝ちを拾うことはできないため、非常によく働いてくれたと思います。
これらの対面で悪巧みを一積みした場合裏から出てくるポケモンに対してテラス択を迫らせることも可能なため、構築に大きく貢献してくれました。
特にハバタクカミに対しては裏から出された場合も死に出しで対面した場合もサーフゴーを自信満々に出すことでゴルラ警戒のテラス or 切られない場合もカミを処理してカイリューのハチマキしんそくを活かせたので非常に重宝しました、、、、

また環境によくいるカイリュー / 水ラオスにも水ポンとのタイプ相性も相まってどのような型にも幅広く対応することが可能でした。

  • スケショカイリュー 
    水ポンで宿木を設置 -> 水ポンに対するスケショに対してサーフに交代 -> 残飯+宿木でほぼHP満タン近くまで回復 ->地震を打ってくる場合も宿木残飯で複数回の行動が可能なため、このタイミングで様子見で自己再生を選択。地震の場合は状況を鑑みて殴り or ガポン引き。 
    終盤は地震を切ったスケショカイリューも多く存在したため、引いてきた場合以降型読みした状態でサーフゴーをカイリューに展開。地震を隠していた場合も十分に耐える調整にしているため、最悪ガポンバックなどの択は残る。

  • 飛行テラスカイリュー / ハチマキカイリュー
    ガポンにてニドガ選択。飛行テラ or げきりんなどを確認した上で、裏を見てガポンにテラスを切るかサーフゴーバックにて対応。

  • 電磁波カイリュー
    言わずもがな。

  • 水ラオス
    スカーフ / 襷 / ビルド / 剣舞などどの型を取っても水ポン / サーフゴーの相性が抜群すぎて通る技がなく相手に択を迫れてました。またどちらもBに厚く振っているため、数回の読み負けでは崩されないため、安定的に処理できていたと考えます。処理パターンは数え出すとキリがない、、、ケースごとの対応は質問いただければ答えます。(いやここで書けやのツッコミはなしで、、、)襷はそもそも負けない、スカーフも択を迫れるので問題なし、剣舞も最悪カイリューでケア可能ですがあえて一番警戒しなきゃいけないのはビルド型です。択を間違え続けた場合カイリューのしんそくで最悪処理などもできないので、特殊サーフゴーでの削りが非常に大事です。削ってしまえばドレパン回復ソースもないのでカイリューでケア可能です。

ただし、、、
常に付きまとうのが悪タイプの高火力アタッカーです、、、
基本はサイクルを回す前提で立ち回りますが、緊急自体の場合はそのケースを回避するためフェアリーテラスで対応しました。
悪タイプを持つポケモンだけは他の技も含め裏でケアできないケースが多く負けに直結するので、、、
しかもパオとか悪ウーラに限ってゴテラが多いからアクジェ圏内に入れる必要がありますしね、、、
悪ウーラに関してはフェアテラサーフで安定的に勝ちを拾えました。
剣舞あればフェアリーに通る技がないし、積まれなければアイへなども対面処理可能なので、、、

食べ残しの場もち性能も抜群で色んなケースで非常によく働いてくれました。
アロキュウにもちゃんと役割り果たしてくれた最高のポケモンです。

最重要枠3
初手出し性能抜群!どんな構築にも大きく役割を持ってくれました。
187(252)- 140(0)- 149(252↑)- 72(0↓)- 117(4)- 130(0)

こいつのおかげでR21取れたと言っても過言ではないです。
とにかく初手出し性能が抜群。
またこの技構成だからこそいいのです!
宿木とニドガそしてカウンターのシナジーは水ポンだから最強!だからこそ初手で安定すると考えております。
炎ポンにできない動きです。

現環境で初手に出される機会の多いポケモンはカミ / カイリュー / 水ラオス / 炎ポン / パオジアン / ガチグマでした。
(あとは大体とんぼもちポケモン。)
これらのポケモンに対してB特化することでいずれも対面処理することが可能でした。
カミはブエナの場合は殴り合いで対面処理可能でメガネの場合はニドガで様子見からのサーフバックなどで対応可能です。

カイリューは初手ニドガで型チェックからのサーフゴーにバッグするか宿木入れてからサイクル回して対応。龍舞されたときは焦りますが、宿木からのサイクルで立ち回りカバー、、、ここは割り切りですね。初手竜舞のケースは全体の2 - 3割程度でしんそく地震なら宿木で相手の行動に牽制を入れてニドガを見せ、ニドガ終わったターン後にしんそく打たせるように誘導してカウンターで処理。 (3舞までならノマテラでも耐えるので)
スケショの場合は鬼の立ち回りです。ただ2 - 3割の確率の中でも鬼の立ち回りで3割ぐらいは勝てるので全体の勝率追うのであれば悪くないと思う、、、

水ラオスはサーフゴー欄でも説明しましたがどの型でも対応可能です。
必ずカウンター待ちです。
水ポンがS110族でアンコ持ちだからこそ、相手は必ず殴る or 引き or トンボ逃げのいずれかのため、全体の勝率を追う場合はカウンター一択です。
殴ってきた場合は対面処理可能。とんぼの場合は裏の引先に負荷を入れる、引いた場合は対面リセットですね。

炎ポンには初手ツタこんぼうからのカウンターで処理が可能。
また剣舞のパターンでも大体はウッドホーン / ツタこんぼうの場合も特化でも乱数50%で処理が可能なため、全体の勝率を追うのであれば初手で対面させることは愚策ではないと考えます。

パオジアンはつらら落としも2耐えするため、カウンターからのツタコン入れ(怯みは覚悟ですが最悪、裏のカイリューで処理、、、零度は気合い。初手零度はたまーにね。。。)ハチマキ or 球の場合はテラス噛み砕くも耐えるためそのまま処理可能です。

ガチグマはそもそも対面有利であり、少なくともテラスを切らせることが可能なため後続での立ち回りに大きく貢献してくれます。

あとは初手にツツミが来るケースがちょいちょいありますがほぼ、メガネ一択なのでニドガからの立ち回りでカバー可能です。
当然相手も見せた前提ですから、立ち回りは慎重にですが。

型が豊富であり、優秀な種族値さらには宿木 / ニドガと相手に心理的に殴ることを誘導させることで警戒の少ないカウンターが生きるからこそ、この構成が際立つと考えております。
積みアタッカーに関してのラストリゾートとしても。。。

あとニドガは単純に壁ターン稼ぎ / トリルターン稼ぎで後続のカイリューに託すことも大きく貢献してくれました。 
宿木稼ぎもね。

やっぱりハチマキカイリューがいるからこその技構成ですね。

宿木でサイクル戦の全体の場持ち性能も抜群です。

全てを破壊してくれた対面最強ゴマ。構築単位で重いイダイトウも処理
175(0)- 200(252↑)- 120(0)- 74(0↓)- 81(4)- 149(252)
※ちな鋼テラスです。どこかで画像差し替えます。

相手が対面チックな構築や典型的なトリル or イダイトウ構築の場合選出しておりました。
シンプルにあんこくきょうだ / インファイトの対面性能が強かったです。
アイアンヘッドを採用することで、初手メガネカミ対面でフェアリーテラスを切って突っ込んでくるケースにも、アイアンヘッドで安定しつつ数的有利を取るケースも多かったです。
※ヘイラッシャ / ディンルー / チオンジェンのフェアリーテラスにも大きく貢献しました、、、

また見ての通り今回の構築はイダイトウ(オス)を呼びやすいこともあり、実際に抜き枠として選出されるケースはほぼ100%であったため、最後の対面ではかなり安定して勝ちを拾えていました。
イダイトウまでテラスを切らない場合フェアテラの可能性も多くありましたし、鋼テラス鋼打点優秀、、、

隠密マントで対キョジ性能抜群!
207(252)- 120(0)- 156(44)- 54(0↓)- 148(196)- 57(12)

キョジオーン対策枠として採用していました。
皆さんご存知の通り、とにかくキョジは対策しないと荒らされる、、、
ただ典型的なポケモン(サーフゴー)に持たせても相手はその対策をしているし(イーユイ / ドクガ等)、相手がキョジ選出しなかった場合にもしっかり役割を果たしたい、、、それらを対応できるポケモンいるんかなと言うことでHDに大きく努力値を割いたキョジオーンにマントを持たせて対策しました。
先程の対策ポケモン(イーユイ / ドクガ等)にもステロ+塩漬けで十分な働きができるかつ、カミとパオにも明確な役割を持ってくれるので(特にパオに関してはマントで怯みも解消してくれて大きく重宝した、、、)十二分にキョジ対策かつ選出パワーを損ねることなく働いてくれました。
あとキョジ対策前提なので、みがわり前にしおづけ入れられるように少しSに振りました。

ただ一点だけ鉄壁型だけは単体解決できないので、相手のキョジにもしおづけを入れつつ、裏の巧みサーフゴーとセットで対策してました。
いやあ、キョジは何しても強い、、、

選出画面で圧力かけよう!イーユイです!
145(116)- ?(0↓ 実数値不明)- 100(0)- 205(252↑)- 140(0)- 138(140)

基本選出の3体においてB振り型 / スカーフなど型問わずサーフゴーがあまりに重いので(+カイリューの通りを阻害する忘れた頃にマッチングするアーマーガア)、選出抑制を計るためにイーユイを採用しました。
イーユイに関しては選出画面での圧力を目的としていたため、選出機会はほぼありませんでした。
アーマーガアに関しては現環境で役割対象のガチグマも構築にいないことも相まって選出されたことはほぼなく、サーフゴーの選出も一部のセット枠(ディンカイサーフ / キョジ対策のマント型)を除き、選出される機会も少なく役割を果たしてくれたと思います。
ただイーユイを選出した場合はラストの抜き枠 / サーフ or 水ポンをクッションにしたハチマキカイリューとの相互圧力が強い部分はあったので次シーズン以降はこういった圧力枠ももう少し役割を広く持たせられれば良いなと感じました。
次シーズン以降の反省です。頑張ります。
ちなみに調整はSに関してスカーフ込みでブエナを除いたツツミ抜き調整です。
ブエナは最悪カイリューサーフで何とかなるので。
Hはあまりをブッパです。

ここまでお時間頂き、ありがとうございました。
レギュレーションFは私の最推し枠のスイクン!も入ってくるので、スイクンを使用して勝ち切りたいなと思います!!!
※最初のレンタルコード若干振りが違うかもです。

また機会ありましたら、よろしくお願いします。

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